宮本輝さんの「ドナウの旅人」(昭和63年)

新聞の連載小説。ドナウ河に沿って旅をする4人の人生ドラマ。ラストはまぁ一番綺麗な終わり方だろうけれど正直物足りない。

会話でストーリーが動く場面が多いが、発言者の心情がうまく読み取れず他者の反応から理解することがしばしば。

海外が舞台だと風景描写もすんなり入って来なくて、私にはハードルが高いかな。