山本博文 著/武士道の名著-日本人の精神史-
内容
武士道とは何か。武士はいかに生き、死すべきなのか―。
戦乱の世が生み出した軍学書『甲陽軍鑑』『五輪書』から、
泰平の時代の倫理書『山鹿語類』『葉隠』へ。
そして、幕末維新期の吉田松陰、西郷隆盛へと連なる
サムライの思想水脈を経て、武士道を世界に知らしめた新渡戸稲造まで。
日本人必読の名著12冊で知る、高潔にして強靱な武士の倫理と美学。
章末には、各書から選りすぐった人生指南の「名言」を付す。
-「BOOK」データベースより
読んだことのある武士道書を、その道の識者はどのように読み解いているのだろか?興味があり購入。
・手が出難い未読の書も取り上げており、勉強になる。
・氏の著書は以前にも読んだことがあるが、本書も同様に分かりやすく解説されており良書。
・取り上げている書は、時代、思想系譜の流れがあり、武士道書を形態的に理解することができる。
★★★★★(良い)
一番興味のあるところなので。