武田邦彦 著/偽善エコロジー -[環境生活]が地球を破壊する-
内容
いわゆる「地球に優しい生活」は、じつは消費者にとって無駄でしかない。
「レジ袋をやめエコバッグにすると、かえって石油の消費が増える」
「冷房を28℃に設定しても温暖化は止められない」
「多額の税金と手間をかけて分別したゴミ、
そのほとんどが焼却される」「リサイクル料を業者に払った廃家電は、
違法に中古で流れている」…かように
エコ生活は、環境を悪化させ、企業を太らせ、
国や自治体の利権の温床となっている。
「何が本当のエコか」がわかる環境問題の新しい教科書。
-「BOOK」データベースより
一部では、「トンデモ」と揶揄されることもあるが、本当は凄い科学者 武田先生の書。
数字があり、分析があり、「エコ」が好きな人には是非読んで欲しい本である。
・リサイクルという嘘に隠れて利権を守る構造を再確認する本。
・学術書的ではなく、中学生でも理解できるように書かれており良。
・各所に氏の優しさや思いが現れており、正しいオトナを感じた。
★★★☆☆(ふつう)
内容は、知っていることが多かったので「ふつう」とした。