星 亮一/著 「会津藩は なぜ[朝的]か -幕末維新史最大の謎-」




内容
現在の歴史教科書で、いまだに「朝敵」の烙印を押されているのが、
あの白虎隊で有名な会津若松である。
宮廷を警備していた「天皇の軍隊」会津藩が突如、朝敵にされ、
そのからくりの上に明治国家が誕生した。
そのからくりの真相は、今日なお闇のなかに封じ込まれ、
曖昧模糊としか分からない。
本書は、この幕末維新史最大の謎に迫り、
日本近代史の矛盾をただすことを骨子としている。
-「BOOK」データベースより






日本国の近代化には必要だった「明治維新」だが、何も討幕側の案でなくても、
幕府側(小栗、ロッシュ案)でも近代化は可能であったと思う。
そのあたりにも触れてもあり良い本だな。

・正に「勝てば官軍」であった明治維新。歴史は勝者によって作られるのは、
古今東西の現実であるが、敗者側からの視点も正史を知る上では大切。

・幕府(東軍)が負けた原因を知るにも良い本かな。慶喜公が…

・しかし、関ヶ原の恨みを260年かけてはらした「長州」。たいしたものだ。


 ★★★★★(良い)
身内贔屓でプラス★一つ。