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本日、一社目の参拝は「粟鹿神社」です。


粟鹿神社(あわがじんじゃ)は、式内社(名神大社)、但馬国一宮。
旧社格は県社でございます。

社頭の鳥居をくぐり、

参道を進むと右手に「勅使門」


朝来市指定文化財(建造物) 粟賀神社 勅使門 昭和47年4月1日指定
勅使門は、勅使が神社に参向する際、出入りする門である。 粟賀神社では、四回の勅使参向があったことが記録に残っている。 創建年は不詳。 桁行三.九五メートル、梁間三.三メートル、妻造りの四脚門形式で、建材の大部分は欅である。 屋根は現在銅板葺であるが、以前は桧皮葺であった。 柱は上下に、粽を施して基盤の上に立っている。 柱上の組物、中備えの三斗詰組、海老虹梁、木鼻等は唐様の手法を示している。 本柱間の両開きの唐戸は、透かし彫りの欄間をつけ、羽目板には鳳凰が刻まれている。 頭貫には簡単な若草模様が見え、全体的には唐様であるが、妻梁を受ける本柱からの挿し肘木は天竺様の手法がうかがえる。 度々の災禍も免れたと伝えられ、数少ない遺構の一つである。
平成二十四年三月 朝来市教育委員会 -案内板より

その先に「日の出門(随身門)」



朝来市指定文化財(彫刻) 平成23年2月16日指定
粟鹿神社木造著色随神倚像(一対二体)

そして、随身門内側には、木造の狛犬が安置されていました。


朝来市指定文化財(彫刻)平成23年2月16日指定
粟鹿神社木造著色随狛犬像(一対二体)

随身門をくぐり抜けて土塀に囲まれた境内に入ると、

境内の北側(右手)に南向きの社殿。

粟鹿神社は、但馬国随一の古社であり、2000年以上の歴史があるとも
言われます。粟鹿とは、鹿が粟を三束くわえて山(粟鹿山)から現れ、
人々に農耕を教えたことからつけられ、その鹿が祀られていると言う。


拝殿前の狛犬
本殿

ご祭神は、
彦火々出見命
日子坐王
阿米美佐利命(大国主の子) で、ございます。


稲荷神社(保食神) 厳島神社(市杵島姫命)


猿田彦神社(猿田彦神) 天満宮(菅原道真公)


茗荷神社(草野姫命) 床浦神社(大己貴命)




但馬一宮 粟鹿神社
御朱印
つづく
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