金融緩和により景気が回復する事は、2013年の実績を見れば明らかだ。
いいかげん、変なイデオロギーや私利私欲の為に「国債暴落」「財政破綻」など
嘘や誤魔化しで世論操作をしないで頂きたい。
また、国民一人ひとりが正しい知識を身につけて騙されない様にしないと。
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日本経済は再び高成長できる 90年以降の低成長、元凶は金融引き締め
(http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20150108/dms1501080830007-n1.htm)
2015年は第2次世界大戦後70年にあたる。この間、日本経済はどう成長してきたのだろうか。
まず、データで確認しておく。戦後の混乱期を経て、1960年代から10%の高度成長に入った。70年代と80年代も5%成長を維持してきた。その成長路線に急ブレーキがかかったのが、バブル崩壊以降の90年代からだ。90年代、そして2000年代以降は1%程度の低成長に甘んじている。
1990年を境として、日本経済はまったく異なっている。この成長率の段差をどのように説明できるだろうか。
90年以前の日本の高度成長について、かつては「優秀な官僚が民間を適切に誘導・指導したためだ」という俗説がはびこっていた。しかし、実際には官僚が市場経済を理解していなかったという事実から、こうした俗説は間違いとされている。
「民間の技術力の賜(たまもの)だった」という見方もあるが、90年から急に技術力がなくなったというのも、にわかには信じがたい。
民間の技術力も一つの要因ではあっただろうが、それを生かすような環境があったことが重要だ。筆者の仮説は、為替レートが円安に設定されたことで輸出競争力が高まり、日本の高度成長の原動力になったというものだ。
71年8月、米国が金とドルの交換停止を発表した「ニクソン・ショック」以前は1ドル=360円。それ以降も80年代後半まで、管理された「変動相場制」だった。通貨供給量や金利差を重視するマネタリー・アプローチ理論から計算される理論為替レートより、実際はかなり円安だった。
海外競争においては価格が重要な要素であるのは否定できず、さらに、技術が90年代以降急速に劣化したというのも考えにくいことから、この仮説は、日本の高度経済成長をうまく説明していると思う。また、その後の経済停滞とも整合的だ。
本コラムで書いてきたが、80年代後半のバブルつぶしに金融引き締めを行ったのが間違いだった。当時、株式と土地の取引規制に抜け穴があり、そこでバブルが発生し、銀行融資がそれを助長したのだ。
いま設定されている「インフレ目標2%」の水準からみても正当化できないにもかかわらず、金融引き締めを行い、バブルをつぶそうとしたのは、日銀の失敗である。それはバブルだけでなく、日本経済全体をつぶしてしまった。そして、90年以降も日銀は間違いを認めず、金融引き締めを続けてしまった。これは、デフレ経済を招くと同時に、過度な円高の原因ともなった。
90年以降、日本だけが過度な金融引き締めを20年以上も続けたのは、世界各国のマネー伸び率などのデータで日本だけが伸び率を激減させていることからも明らかだ。
90年以前は高成長国、90年以降は低成長国。これほど成長率に格差があるのは、日本以外ではみられない珍しい現象だ。円安で高成長、金融引き締めで低成長という筆者の仮説は、これをうまく説明できる。そこから導かれるのは、適切な金融政策で日本は再び成長できるということだ。(元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)[zakzak]
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「三重野 康」日銀総裁の過度な金融引き締めに始まった日本国の経済不況。
1997年の日銀法の改悪で、その力を一層強め、不況・企業倒産・自殺者増・
困窮などなどデフレ経済で日本国民は酷い目にあった。
今後このような状態にならない為にも再度「日銀法」を改正して、どんな政府、
日銀総裁になってもよいようにしておかなければならないのではないか。
日本国をより良くするために声をあげませう。
安倍総理大臣への「ご意見・ご感想」
http://www.s-abe.or.jp/contact/contact
首相官邸への「ご意見・ご感想」
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自民党へのご意見(谷垣禎一幹事長)
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地元の議員にも声を届けませう
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