「拉致被害者を一人残らず取り戻す」
皆さんもご存知の通り、
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮・テロ国家)によって、多くの同胞が拉致され、
今だ監禁状態にあります。
現在、「17名」が政府によって「拉致被害者」として認定されており、
「特定失踪者問題調査会」では「470余名」を「特定失踪者」として発表され、
「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会」では、
800名以上とも言われております。
以下、北朝鮮拉致被害者の救出・支援活動を推進をなされている
「ブルーリボンの会」様より。
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『有本さん御夫妻のメッセージ、是非お聞き下さい!』
(http://www.nippon-blueribbon.org/)
今年も余すところわずかとなってまいりました。
日朝間で話し合いが進むのでは!?との期待から
本年後半には拉致問題において
何らかの目に見える形での進展があるのでは
との期待が寄せられましたが
結局、全く何の進展もみないまま
年末を迎えることになってしましました。
拉致被害者と御家族の心中を想いますと
本当に発すべき言葉もございません
過日、本会支援者から有本御夫妻に寄せられた
激励の言葉の数々を携え
御夫妻宅を訪問させていただいた折
直接お話を伺うことができました。
有本さん御夫妻がいつも話されるお話の中には
拉致問題にある
深刻な国家的問題の本質が凝縮されています。
御承諾を得て
お話を抜粋の上2つに分け音声動画をアップしました。
『”拉致”は戦後の日本の象徴的な悲劇』
だから
『拉致救出のためにも
戦後体制を変えなければ解決しない!』
この拉致問題の急所ともいえる根本的な認識と課題を
当会は当初より『拉致救出・支援、国なおし!』というスローガンを掲げ
訴え続けてまいりました
多くの本会支援者の皆様方におかれましては
是非とも御夫妻のメッセージに耳を傾けていただき
改めて御確認いただきたいと存じます。
そして、お一人でも多くの
拉致問題の本質についての御認識いただける方々の輪を広げるべく
さらなる御支援賜りますよう心からお願い申し上げます。
最後に、来年こそは
目に見える形での進展があるよう願い、祈る次第です。
(転載ここまで)
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今から160年ほど前、ギリシャ在住の英国籍の商人ドン・パシフィコが、
邸宅を焼かれて財産を奪われた事件で、助けを求められたイギリス
外務省/大臣・パーマストン卿は、すぐさま英国艦隊をギリシャ・ピレウ
ス港に派遣、ギリシャ政府に対しパシフィコへの賠償金の支払いを要求。
賠償金を支払らわせ、その上、領有問題で争っていたイオニア諸島の
イギリス領有を認めさせました。
この強硬外交(砲艦外交)には国内外から批判の声もあがったが、
「古のローマ市民が『私はローマ市民である』と言えば侮辱を受けずにすんだように、イギリス臣民も、彼がたとえどの地にいようとも、イギリスの全世界を見渡す目と強い腕によって不正と災厄から護られていると確信できるべきである」
と演説。パーマストン卿は、圧倒的な世論の支持を受ける事となりました。
これが、真の主権国家であり、国家の責務ではないでしょうか。
現代では直接、戦艦を派遣しなくても「それらの用意がある」と交渉の場で
暗に仄めかす=軍事力を背景に外交交渉をおこなうだけで効果はあります。
自国民が拉致されているのに解決しない出来ない国、現在の日本国は
間違っていると思います。
国民一人ひとりが、拉致問題の現実を直視し考えて頂きたい。
大切な事なのでもう一度、
「拉致被害者を一人残らず取り戻す」
すべての拉致被害者の一日も早い帰国を節に願っております。