
最新鋭潜水艦「じんりゅう」命名・進水式 三菱重工神戸
自慢の水中持続力で警戒監視
(http://www.sankei.com/west/news/141009/wst1410090016-n1.html)
防衛省の潜水艦(2950トン)の進水式が8日、三菱重工神戸造船所(神戸市兵庫区)で行われた。艦名は「じんりゅう」と名付けられた。
「じんりゅう」は最新鋭のそうりゅう型潜水艦。対艦ミサイルなどを発射できる魚雷発射管を装備し、水中速度は20ノット。水中での運行能力やレーダー感知能力などのテストを経て、平成28年3月に防衛省に引き渡される予定。建造費は約545億円で、全長84メートル、幅9・1メートル。
進水式には同省関係者ら約260人が参加。左藤章防衛副大臣が潜水艦を固定していた支綱を切断すると、海上自衛隊の呉音楽隊による「軍艦マーチ」が華やかに演奏され、歓声があがった。
同省海上幕僚監部広報室の林功3等海佐は「従来の潜水艦よりも水中持続力が高く、日本周辺海域における警戒監視に大きな役割を担う」と話した。[産経 WEST]

この「じんりゅう」でありますが、2900トン型潜水艦8122号艦として
起工された「そうりゅう型潜水艦」の7番艦であります。
(「じんりゅう」とは、「仁愛の徳を持つ龍」の意味があります。)
艦級 そうりゅう型
排水量 2,950t(基準)
満載 4,200t
全長 84.0m
全幅 9.1m
兵装 533mm魚雷発射管×6門(89式長魚雷およびハープーン対艦ミサイル発射可)
特徴 「スターリングエンジン」の搭載に成功した「そうりゅう型潜水艦」は、
従来原子力潜水艦以外では数日間が限度だった水中持続力(燃焼用の酸素を
補給するため定期的に水上に出る必要がある)を一気に2週間にまで引き
延ばした世界最高峰の技術が結集された潜水艦
自衛隊の皆様、いつもありがとうございます。