5月26日のタイデモ関連・最新情報&ニュース+α5

=速報=

先程、通常運行に戻したばかりのBTSですが、またデモ隊に対する処置の様です。

・ขณะนี้เวลา16.50 น. รถไฟฟ้าบีทีเอส จะไม่จอดรับ-ส่งผู้โดยสารที่สถานีพญาไท สถานีอนุสาวรีย์ชัยสมรภูมิ สถานีสนามเป้า
Today (26 May) From 16.50 hrs. BTS will not stop at Phaya Thai Station Victory Monument Station and Sanam Pao Station.
16:50よりBTSパヤタイ駅、ヴィクトリーモニュメント駅、サナームパオ駅に
 電車は停車せず、通過します


=現地日本語ニュース=

・戦勝記念塔で反タイ軍政デモ バンコクで4日連続
(http://www.newsclip.be/article/2014/05/26/21933.html)

26日、バンコクの戦勝記念塔周辺で、クーデターと軍事政権に反対する市民数百人が集会を開いた。

 軍政はこれを受け、集会参加者が増えないようにするため、現場周辺のバンコク高架電車BTSパヤタイ駅、戦勝記念塔駅、サナームパオ駅を午後2時半から午後3時10分まで閉鎖した。

 反軍政デモは23日から4日連続で、これまでに参加者数十人が身柄を拘束されたもようだ。[newsclip]


=日本メディアニュース=

・タイ政情不安で観光客減 一段の景気悪化招く恐れも
(http://sankei.jp.msn.com/world/news/140526/asi14052616100004-n1.htm)

タイを訪れる観光客が、クーデターなど政情不安によるイメージ悪化や夜間外出禁止令の影響で減っている。観光はタイの国内総生産(GDP)の約1割を占め、200万人以上の雇用を生むとされる主要産業。軍政が長期化すれば一段の景気悪化を招く恐れがある。

 タイ観光・スポーツ省によると、1~4月の外国人旅行客数は前年同期比4・9%減の862万人。日本人や、最も多い中国人はいずれも2割減で、ホテルやレストラン、交通など幅広い産業が打撃を受けている。地元紙によると、タイ政府が力を入れる医療目的旅行でも、混乱後は客足が1~2割減という。

 ただ、2013年に旅行客数は前年比18・8%増の2654万人と過去最高を更新。経済成長した中国、ロシア、東南アジアから観光客が増えたのが要因で、14年は苦戦しているが「数年前に比べ、悪くない状況」(金融筋)との声も。今年の旅行客数の目標は2800万人だが、下回るとの見方が多い。(共同)[msn]


=海外メディアニュース=

・アングル:タイ軍政にソーシャルメディアで抗戦、市民らデモ継続
(http://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2014/05/126939_1.php)

[バンコク 26日 ロイター] - タイ軍は、これまで何度もクーデターを繰り返してきた歴史から、政権転覆の周到な戦術を持ち合わせているのかもしれない。しかし、ソーシャルメディアの力に直面するのは今回が初めてで、それによって情勢が一変することになる可能性がある。

22日に全権掌握して以降、タイ軍はデモ指導者を拘束し、集会を禁止。国内メディアを統制し、ケーブルテレビを放送禁止にしたほか、武装組織の武器没収にも踏み切った。しかし、政治デモというより、通りすがりを装い突如集まる「フラッシュモブ」のように発生する都市部の抗議活動には、手をこまねいている。

こうしたデモは軍が規制しようとすると散会し、兵士がより目立つデモ隊の取り締まりを行っていると、今度は別のデモ参加者が違う場所で集まるという。

「アラブの春」や2011年にロンドンで起きた暴動とは様相は異なるが、タイでもネット技術に詳しい人たちがツイッターなどのソーシャルメディアを活用し、デモの開催場所や、警察や軍の状況を共有したり、トルコのようにサービスが遮断された際の回避手段を連絡し合ったりしている。

デモ隊は参加者の数を絞り、集会場所も拡散させて、暴力的な攻撃を受けないよう警戒している。こうしたデモに軍も疲弊しているようだ。

25日のデモに参加したある男性は「クーデターが終わるまで、こうした小規模なデモを毎日続ける」とし、「国民はもう何も恐れない。闘い続ける」と主張した。

軍は5人以上の集会を禁止。軍スポークスマンは25日にテレビ放映された声明で、「全国民に抗議のための集会を行わないよう要請する。民主的なプロセスにおける一般的な状況ではないからだ」と訴えた。

<徹底抗戦>

これに対し、デモ隊はなお強気の姿勢を崩さない。25日、バンコク中心部のショッピングモールで少人数が始めたデモは、軍と長く激しいにらみ合いが続き、群衆は数百人に拡大した。ここでもツイッターが大きな役割を果たした。

デモに参加していた人の数は明らかではないが、当局が集会場所に近い駅を閉鎖すると、その情報は瞬時にソーシャルメディア上に広まった。軍はやがて撤退した。

ほとんどの集会は、ショッピングモール周辺か公共交通機関の交差地点で行われている。見物人や通行人が集まり、兵士の取り締まりを難しくさせるためだ。

バンコクで25日に行われたデモで、ある男性は「いろいろな場所で、100─200人を動員する」とコメント。その上で、「少人数でやれば、軍は何もできない。木が倒れるまで、私たちはその根に揺さぶりをかける」と徹底抗戦する構えを見せた。

首都バンコクや北部のチェンマイのほか、報道によると、北東部のコンケンでも抗議デモは起きている。

これとは対照的に、軍のメディア活用は旧態依然のまま。白い背景に飾り気のないデスクというセットから、軍スポークスマンがテレビ向けの声明を読み上げるというもので、1960年代や70年代の中南米での軍事クーデターを連想させる。

クーデターから3日が過ぎたが、軍事政権による国家平和秩序評議会は公式ウェブサイトも立ち上げていない。[Newsweek]