[【タイ好き?】現代タイ女子大生事情⑦のつづき]
Q4. 日本人のここが好き! ここが嫌い!(複数回答)
◆ここが好き
・規則正しい(列に並ぶ、時間に正確)……………………………26人
・アイデアが豊富………………………………………………………6人
・友好的…………………………………………………………………6人
・かわいらしい…………………………………………………………6人
・謙虚。遠慮深い………………………………………………………5人
・礼儀正しい……………………………………………………………4人
・優しい。思いやりがある……………………………………………4人
・一生懸命仕事をする…………………………………………………4人
・まじめ…………………………………………………………………4人
・丁寧……………………………………………………………………2人
・責任感がある…………………………………………………………2人
・独自の文化へのこだわり……………………………………………2人
・他人への敬意…………………………………………………………2人
(以下、1人の回答)
・好き嫌い、できるできないがはっきりしている
・清潔
・個性
・速い
・よく気がつく
・好きなところはない
◆ここが嫌い
・神経質すぎる…………………………………………………………8人
・自分勝手………………………………………………………………5人
・うるさい………………………………………………………………3人
・スケベ…………………………………………………………………3人
・遠慮なしに、ずけずけ言う…………………………………………3人
・感情を表に出さないところが怖い…………………………………3人
・英語をあまり話さない………………………………………………2人
・閉鎖的。声をかけにくい……………………………………………2人
・女性を男性よりも低く見ているところ……………………………2人
・何でも急いでやる/やらせる………………………………………2人
・タイやタイ人のことを下に見ている………………………………2人
(以下、1人の回答)
・シャワーを浴びるのが嫌い
・タバコを吸う
・見識が狭い
・過激な考え方
・柔軟性がない
・重度のオタク
・ロマンティックじゃない
・仕事でやっている感が強い
・服装が変、TPOに合っていない
・ぶりっ子なところ
・奔放すぎる
・保守的過ぎる
・疑い深い
・競争心が激しい
・嫌いなところはない(3人)
◆その他
・それほど日本人のこと知らない(2人)
・回答なし(3人)
Q5. 日本人男性と付き合ってみたい? どうして?
◆嫌……………………30人
・タイ人が好き(7人)
・コミュニケーションが取れなさそう(5人)
・束縛されそう(3人)
・西洋人が好き(3人)
・日本人はスケベ(2人)
(以下、1人の回答)
・怖い
・背が低くて、細目の人は好きでない
・無口
・自分は規則正しくない人間なので
・仕事バカで、仕事のことばかり考えている
・女性がいちいち面倒を見なければいけないのが嫌
・性格や生活スタイルが違いすぎる
・特に理由はない
◆付き合ってみたい……………………17人
・色んな国の人と付き合ってみたい(4人)
(以下、1人の回答)
・一本気だと思うから
・かわいいし、礼儀正しいから
・日本に遊びに行きたい
・怖くなさそう
・でも、タバコ吸わない人がいい
・昔の日本人は嫌。若い日本人がいい
・何か特別なスキルを持っていそう
・家族思いだから
・自分と性格が合うと思う
・日本人のファッションや考え方などが好き。仕事ばかりしているところは嫌。付き合っているうちはいいけど、結婚となると改めて考える
・日本人は私の理想の男性像。礼儀正しく、自分を持っているから。タイの女の子は面倒見がいいので、くつろがせてあげられる
◆その他……………………5人
・どちらでもない(3人)
・回答なし(2人)
「マナオ白書2013」を終えて(編集部から)
衣食学足りて理想の恋をする。アンケートの最後の質問への回答「嫌」は、食べたことのない外国の料理を「嫌」というのと変わらないと思いたい。そりゃ国際結婚より慣れ親しんだタイでタイ人男性を求めるほうが楽でしょうよ。
毎日大量に飛び込んでくる情報社会の中でもがいていると思いきや、意外と保守的。奥ゆかしいのに強がりで、他人には弱みは見せない――そんな姿が見えてきた。
日本人は、「自分勝手」でうるさく、「遠慮なしに、ずけずけ言う」と思われていたという意外な発見も! 逆に、「感情を表に出さないところが怖い」「閉鎖的。声をかけにくい」という根暗なイメージもあるので、やはり個人差ということか。
くだらない質問にもじっくり考えて応えてくれてありがとう。私たちは「マナオ白書」の内容をもって「タイの女子大生とは」 を語るつもりはハナからない。そんなものは千差万別であり、アンケートで言えない 「言外の言」にこそ重要なものが隠れているものだ。
なにを隠そう「マナオ白書」は、日本人男性はもうタイ人女子大生にモテないのではないか。ひょっとして? だったらドーシヨー! からはじまった企画。動機からして不純なのだ。ともあれ、まだまだ酸っぱいマナオたちの未来に、幸多からんことを。怒れ、泣け、笑え!
(『DACO』2013年3月5日号特集より)