バンコクに戻って着ましたが、大変蒸し暑いです。

3月25日のタイ反政府デモ関連・最新情報&ニュース

=情報=

昨日、インラック(暫定)首相は、1週間近く燃え続けたサムットプラカーンの
ゴミ捨て場を徒歩で視察

昨日午後、ノンタブリー県にある、国家汚職防止委員会本部前で、
政府側、反政府側両陣営が抗議デモを行い一触即発状態になったが、
警察機動隊が間に入り衝突回避

先日、逮捕された「ポップコーン(屋)」バンコクに護送後に会見をし、
「銃等は、反政府デモ隊ガードから支給され、日当は300バーッだった」と暴露

みんな大好き在タイ日本大使館からのいつもながらの勧告です
  タイ在留邦人の皆様へ【大使館からのお知らせ】    緊急一斉メール

     3月25日反政府勢力動向及びデモ行進実施に関する情報
                (2014年3月24日現在)

1 反政府勢力は,3月25日(火)午前9時頃から,ルンピニ公園を出発し,ラマ4世通り,ウィッタユ通り,ペッチャブリ-通り,アソ-ク通り,スクンビット通り,ラチャダムリ通りを行進し,ルンピニ公園に向かうデモ行進を予定していると発表しました。
2 また,反政府勢力は,29日(土)に大規模な抗議活動を行うとしていますことから,抗議活動の実施場所,行進ル-ト等については,今後,報道や大使館からのお知らせ等に注意して下さい。
3 デモ行進ル-ト付近では,交通渋滞が予想され,爆発,発砲の不測の事態の可能性も排除されないので,報道等を通じて,最新情報の入手に努めてください。
また,25日のデモ行進は,ウィッタユ通りで実施されることから,大使館に来られる際には,安全確保に十分注意して下さい。

(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
  電話:(66-2)207-8502 696-3002
  FAX :(66-2)207-8511


=現地日本語ニュース=

タイ憲法裁、2月の議会下院選無効に
(http://www.newsclip.be/article/2014/03/21/21191.html)

行政組織を監視する独立機関オンブズマンが2月2日のタイ議会下院選を無効だとして訴えた裁判で、タイ憲法裁判所は21日、訴えを認め、下院選を無効とする判決を下した。
下院選の投票は全国で同じ日に実施すると憲法で規定されているが、2月2日の下院選は野党民主党系の反政府デモ隊による妨害で、全国375の選挙区のうち、民主党の地盤であるバンコクと南部を中心とする28の選挙区で投票が行えなかった。憲法裁はこれを理由に下院選を無効と判断した。
下院選が無効とされたことで、インラク政権と選挙委員会は投票をやり直す見通し。ただ、民主党と反政府デモ隊は「選挙の前に政治改革を行うべき」という従来の主張を繰り返し、前回同様、民主党は下院選をボイコットし、反政府デモ隊は投票を妨害する構えで、事態収拾のめどは立っていない。
今回の裁判について、タクシン元首相派の与党プアタイ(タイのため)党は18日に記者会見を開き、民主党、選挙委、オンブズマン、憲法裁などが共謀し、最初から下院選を無効にする計画だった可能性があると主張。民主党系デモ隊による妨害で投票が行えなかった選挙区での選挙のやり直しを選挙委が大幅に遅らせ、訴える権限がないオンブズマンからの訴えを憲法裁が受理したなどとして、こうした機関が民主主義の破壊を企てていると批判していた。
一方、20日午後11時半ごろ、バンコク都内エカマイ・ソイ30通りの民家2棟の屋根に手りゅう弾2個が落ちて爆発し、住人のタイ人男性(43)がけがをして病院に運ばれた。現場はジャラン憲法裁判事の自宅から約300メートルほど。警察は何者かが判事宅を狙いグレネードランチャーで手りゅう弾を撃った可能性があるとみて捜査を進めている。
タイでは2006年以降、地方住民、中低所得者が多いタクシン派と、特権階級、バンコクの中間層を中心とする反タクシン派の抗争が続き、政治、社会が混乱している。
反タクシン派はタクシン元首相を反王室の腐敗政治家と糾弾し、タクシン政権(2001―2006年)は2006年、特権階級の意向を受けた軍事クーデターで崩壊した。2007年末の民政移管選挙で発足したタクシン派政権も、反タクシン派デモ隊による首相府やバンコクの2空港の占拠で追い込まれ、2008年末、裁判所命令で「選挙違反」により政権を失った。
劣勢に立たされたタクシン派は「特権階級が軍、司法を動かし、民主主義と法治をねじまげている」と主張し、2009年、2010年と民主党連立政権打倒のデモを実施。2010年にはデモ隊と治安部隊の衝突で、91人が死亡、約2000人が負傷した。2011年の下院選ではタクシン派が再び勝利し、タクシン元首相の妹のインラク氏が首相に就任した。
インラク政権は昨年、タクシン派と反タクシン派の政治抗争で投獄、訴追された人に包括的な恩赦を与える恩赦法案の成立を図ったが、汚職で実刑判決を受け国外逃亡中のタクシン元首相の帰国が可能になるため、10月からバンコクで大規模な反タクシン・反政府デモが始まった。インラク首相は12月、民意を問うとして、下院を解散。選挙では勝ち目が薄い反タクシン派側は民主党が下院選をボイコットする一方、反政府デモ隊が1月からバンコクの主要交差点を占拠し、2月2日の下院選ではバンコク、南部などで投票を妨害した。デモ隊は3月2日に主要交差点の占拠を解除したが、インラク政権の打倒、タクシン元首相の影響力排除を掲げ、政府との対話を拒否している。[newsclip]

反政府デモ会場近くで手りゅう弾爆発 タイ東部チョンブリ
(http://www.newsclip.be/article/2014/03/24/21202.html)

タイのテレビ報道によると、21日夜、東部チョンブリ市の地区役場前で手りゅう弾2発が爆発し、建物や自動車が破損した。けが人はなかった。
現場近くでは反タクシン元首相・反政府派の集会が行われていた。[newsclip]

タイ北部チェンマイの3カ所で爆弾爆発、4人負傷
(http://www.newsclip.be/article/2014/03/24/21203.html)

タイのテレビ報道によると、21日夜、タイ北部チェンマイ市の3カ所で手りゅう弾が爆発し、4人がけがをした。3カ所は半径5キロの地区で、警察は同一犯の犯行の可能性があるとみて捜査を進めている。
最初に爆発があったのは反タクシン元首相・反政府派の元上院議員の関連企業が経営するガソリンスタンドで、従業員3人と顧客1人が重軽傷を負った。
2カ所目はシーフードレストランの駐車場で、自動車3台が破損した。
3カ所目はビール大手ブンロート・ブルワリーの子会社事務所・倉庫で、手りゅう弾2発が撃ち込まれ、このうち1発が爆発した。けが人はなかった。ブンロートはオーナー一族の女性がバンコクの反政府デモで主導的な役割を果たしている。[newsclip]

与党事務所に銃撃 タイ東北部
(http://www.newsclip.be/article/2014/03/21/21194.html)

21日午前3時ごろ、タクシン元首相派与党プアタイ(タイのため)党のタイ東北部ナコンラチャシマ県内の連絡事務所が銃撃され、窓ガラスが割れるなどした。けが人はなかった。[newsclip]

バンコク郊外で自動車炎上、カーボム不発か
(http://www.newsclip.be/article/2014/03/24/21204.html)

タイのテレビ報道によると、22日未明、バンコク郊外の総合庁舎(ジェーンワタナ通り)近くの路上で乗用車が炎上し、焼け跡からガスボンベ3本などを使った手製爆弾がみつかった。大きな爆発は起きなった。
総合庁舎前では1月から座り込みの反政府デモが続いている。
炎上した自動車の所有者は約1カ月前に死去し、自動車は路上に駐車されたままだった。近くには反政府デモ参加者の自動車数台も駐車してあった。[newsclip]