12月14日午後のデモ関連ニュースです。
反政府(反タクシン派)デモ隊指導者・ステープ氏は、本日午後(大学で行われた
公開討論後と軍本部で行われた公開討論後)2回ほど記者会見を行いました。
討論内容はといいますと、かっこ良さげに色々言ってますが、要は、
1、タクシンの悪口
2、現政権(インラック政権)の政策の批判
3、一緒に力を合わせて、国を変えていこう
でした。
まぁ、公の場で金の話は出来ないでしょうから。
で、気になる軍の立場ですが、タナサック国軍最高司令官は、
「我々の任務は国民を守ることである」
「両陣営は対話をしていかなければならない」
「首相府周辺その他のデモ隊と警察に対して、予期しない事や偶発的な事を
懸念している」
と記者に語りました。
これまた、公の場で反タクシンに味方するとは言えないでしょう。
一方、(暫定)政権の方も外務大臣が記者会見を開き、
「すでに40ヶ国近くが、来年2月2日に予定されている下院選挙実施に賛成
を表明をしており、タイに民主主義と憲法の堅持を望んでいる」と述べて、
その国の名前を上げておりました。当然、日本国も入っていました。
引っ込みのつかないステープ氏、この先どうするのでしょうか。
このまま解決に向け平和理に進むことを願うだけです。
