日本国自衛隊の比国における台風被害救援活動は、大変成果を挙げており、
現地ニュース等でも、その活躍が取り上げられ大変感謝しているとの事です。
同じ日本国民として誇らしく思い、また自衛隊の素晴らしさを再確認する事と
なりました。いつもながら本当に「自衛隊の皆様、ありがとう」であります。
しかし、チョットした事があったようです。
自衛隊が設営したテント前に設置された比日両国の国旗
(24日、セブ州ダアンバンタヤン)

自衛隊本隊が支援始めたセブ州で、比国旗が上下逆さに設置されるハプニング
(http://www.manila-shimbun.com/category/nature/news210409.html)
台風ヨランダ(30号)被災者の救援に当たる自衛隊の本隊、比国際緊急援助統合任務部隊(約1170人)の活動地で24日、フィリピン国旗が上下逆さに設置されるハプニングがあった。日本国旗と並べて、比日友好をアピールするためだったが、国旗掲揚の方法などに関する比共和国法8491号では「平時は青い部分が上、戦時は赤が上」と定められている。
ラシエルダ大統領報道官は25日午後の記者会見で、「比政府は日本を含む外国からの支援に深く感謝している。(逆さの比国旗については)故意ではないと思うが、事実を外務省を通じて在比日本大使館に通知した」と話した。
比国旗は24日、ビサヤ地方セブ州ダアンバンタヤン町内に自衛隊が設営したエアドーム型テント前に、自衛隊員の手で設置された。テントは医療支援の待合所となり、支援を受ける町民らが近くを通ったとみられるが、「逆さ」の指摘は出なかった。
比国旗が上下逆さに掲示されたことは過去にもある。現政権下では、2010年9月、米ニューヨークで開かれた米・東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議の際、アキノ大統領の後方に掲げられた比国旗が逆さで、米政府は間違いを認める声明を出した。また11年5月には、大統領府の公式サイトにも逆さの画像が掲載され、大統領府報道班長が国民に陳謝した。[THE DAILY MANILA SHIMBUN]
「国旗は、その国の象徴であり尊厳を表すものである」
その取り扱いには「十分に敬意と注意」をはらいたいものです。
その為にも、家庭や小学校では国旗に対する「意義・心構え・扱い」などを教育
していかなければならないと思います。幼少の頃から正しい教育を受けていれば、
今回の様な単純なミスをする前に、「上下はどうなっているのだろう」と疑問を
持ち、しかるべき所(者)に確認をしたと思われます。
しかし、ASEANの会議や政府の公式サイト、実際に見た住民達も気が付かなかった
様であるから、確認をしたが「問題なし」と言われたのかもしれません。
いずれにしても、日本国と日本人は、他国旗を侮辱する様などこかの国民や人民と
は違うのですから公式、非公式を問わず、お詫びをしなければならないと思う。
このニュースに見て、すぐに数人の比国人にお詫びのSMSをしましたが、
返信には、「上下は知っていたが、赤が上だと戦時になる事は知らなかった」
とあり、知っていたのは一人だけでした。 It's Philippines!