「外務省のWEB」にも「地球の歩き方」にも記載されている「睡眠薬強盗」だが、
未だに被害に遭う人が、この国では後を絶たないようです。
直接聞いただけでも、今年は3人。10月にも20代の男性が被害に遭いました。
残念な事だが、恐らく可也の人が被害に遭っているのだろう。

どうやら8月の事件の犯人は捕まっていたようだが・・・


タイ、強盗容疑の男女逮捕 邦人が被害、薬物で昏睡
(http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/47065)

タイ警察は18日、日本人旅行者の男性からクレジットカードなどを奪ったとして、
強盗などの疑いでタイ人の男女を逮捕したと発表した。飲食店で知り合った男性の
飲み物に違法な薬物を混入し、意識を失わせた上で犯行に及んだとみられる。

在タイ日本大使館は、日本人旅行者が今年7~9月に同様の犯罪に巻き込まれた
ケースが増えたとして注意を呼び掛けている。

警察によると、タイ人の女は8月下旬、首都バンコクの安宿や飲食店が密集する
カオサン通りで知り合った日本人男性からクレジットカードなどを奪った疑い。
[西日本新聞]


そして、今や都市伝説とも言えなくもない、ツッコミ所満載な
「タクシー睡眠薬強盗」ですが、こんなニュースがありました。


FDA Warns Passengers from a New Taxi'Scam’
(http://www.pattayadailynews.com/en/2013/10/31/fda-warns-passengers-
from-a-new-taxi-scam/)

October 31, 2013
「タクシー乗車中に盗難に遭う被害が増加している」と
タイのFDA(Food and Drug Administration/食品医薬品局)が、
睡眠強盗タクシーについて警告を発しています。

犯人の運転手は、クロロホルムと推測される睡眠物質をエアコンに仕込み、
客の意識がなくなるとバッグやポケットなどを探り盗みを働くというもので、
前々からFDAが、観光客やタイ人に警告しているにもかかわらず、その被害は、
増加傾向にあります。

FDAは、タクシー乗車中に、吐き気がしたり眠くなったら、窓を開けるようにと
注意を促しています。[pdn]


7月にも料金トラブルで米国人が刺殺されてますし、今年の初めには、日本人の
女性2人が暴行を受けています。
知り合いのタイ人女性の大半は「一人では危ないからタクシーに乗らない」と
言っています。

タイのタクシー運転手の中には、車に「銃」や「ナイフ」「鉄パイプ」を積んで
いる人が居ますし、気の荒い人も可也居るので、気をつけませう。