今月行われた参議院戦は、自民党が負けることなく、連立を組んでいる公明党を
加えれば、参議院でも過半数を確保した。

早くも、安倍総理に反対な新聞や地上波TVは、
「内閣改造」を言い出し、自民党内の反安倍派の勢いをあおり始めた。
そして「消費税増税は止む無し」と財務省のご機嫌取りだ。


さて、今回の参議院選挙から「ネットによる選挙活動」が解禁になった。
中にはネット投票が、可能になったと勘違いした人が居たのではないだろうか。

その参院選の事であるが、全国比例区で立候補した「赤池まさあき」という
元衆議院議員の方がおられます。

選挙の玄人の方たちの話では、地元山梨(県)票と基礎票を合わせても得票数は、
2万5千票ほど、と言われており、厳しい選挙戦になると予想されておりました。
しかし、最終的には 208319票もの得票で、当選されました。

「ネット選挙活動」に直接関係があるかどうかは定かではないが、反日的な議員や
守銭奴的な議員が落選し、赤池氏の様な「大きな支持母体」を持たないのに県議連
の意向で小選挙区候補から外され、党幹部が地元での応援演説に駈け付けた時も
選挙カーに上がる事も許されないほどの扱いを受けた政治家が、20万票をも獲得
して当選したという事実は、権益の塊である「大きな支持母体」を持たなくても、
既存の新聞や地上波TVが、いくら「風」なるモノで世論をあおっても有権者は、
変わりつつあり「正しい知識で正しい判断」が、なされて来た現れではないか。

赤池議員のように祖国日本を正しく想い、政策を考えて活動していく政治家は、
まだ少数であり、他の大勢の政治家(屋)の方たちは、理念や政策、志を訴える
ことなく、選挙に勝つ(当選する)事を何よりも優先し過ぎている様に感じる。

選挙に勝てるのなら(当選出来るのなら)たとえ反日的な勢力とも共闘するし、
2009年の衆院選時の民主党のように、平気で口から出まかせの事を話したり、
有権者に聞こえの良い事ばかりを公約として掲げる。

これを浄化して行くには、利権に関係ない「一般国民」が、政治家自身の「資質」
「能力」「実績」をよく吟味し、投票に行かないと本当に我らの祖国日本は、
とんでもない国になってしまう。


「政治の水準は国民の水準と同じ」と言う。
いずれにしても有権者である我々の責任である。