投票に行き、国民の権利を執行した(ある意味義務を果した)皆様、お疲れ様です。
参院選は、自民党というより「安倍政権」の評価により、65議席を獲得。
公示前84議席から31議席伸ばし、新勢力「115議席」になりました。

昨年の衆院選でもそうでしたが、ネットの普及により真実が広まり、
日本の嫌いな(他国を向いてる)議員や拝金主義だけの議員も
かなり落ちた人がいますね。

しかし、残念な事に、自民党「単独過半数」には、まだ足りません。
「公明党/創価学会」の皆様、おめでとうございます。

何事も無ければ、次は3年後の「衆参同時選挙」です。


無事に選挙が終わったので、次は「TPP」と「消費税増税」だ。

「TPP」は、相手(戦勝国の米国/番犬様)が、ある事だから日本の力だけでは、
如何ともし難いが、「消費税増税」は、「政府与党内反緊縮財政国会議員」VS
「財務省内勝栄二郎派増税官僚+不勉強国会議員」の戦いであるから、
まだ希望が残っているのではないか。

そうは言っても、消費税増税の法案は、野田政権時代に可決されているので、
どうにもならない。なので「附則18条」に期待するしかない。


7.附則
○消費税率の引上げに当たっての措置(附則第18条)
消費税率の引上げに当たっては、経済状況を好転させることを
条件として実施するため、物価が持続的に下落する状況からの脱却及び
経済の活性化に向けて、平成23年度から平成32年度までの平均において
名目の経済成長率で3%程度かつ実質の経済成長率で2%程度を
目指した望ましい経済成長の在り方に早期に近づけるための総合的な施策の実施
その他の必要な措置を講ずる。

この法律の公布後、消費税率の引上げに当たっての経済状況の判断を
行うとともに、経済財政状況の激変にも柔軟に対応する観点から、
第2条及び第3条に規定する消費税率の引上げに係る改正規定の
それぞれの施行前に、経済状況の好転について、名目及び実質の経済成長率、
物価動向等、種々の経済指標を確認し、前項の措置を踏まえつつ、
経済状況等を総合的に勘案した上で、その施行の停止を含め所要の措置を講ずる。
(http://www.mof.go.jp/about_mof/bills/180diet/sh20120330g.htm)


これについて、現副総理で、財務大臣の麻生太郎氏は、
4月23日の参議院予算委員会では、


消費増税、状況次第では先延ばしもあり得る=財務相
(http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE93M03D20130423)

 麻生太郎財務相は23日午後の参議院予算委員会で、来年4月に予定している
消費税引き上げについて、今年10月に判断したいと考えているが、
引き上げの状況とならなければ、延ばさざるを得ないということは
十分にあり得る、と語った。
-中略-

 麻生財務相は午前の同委員会では、消費税引き上げの判断について
「景気が良くないと上げられないと(税制抜本改革法の附則に)書いてある。
そういったこと(消費税引き上げ)になるように景気を良くしないといけない」
と指摘。「(判断する際にみる)指標にはいろいろある。政治的判断で決まる。
街角景気のDIや賃金、住宅価格など、指標の流れも含めて検討したい」と
話していた。[東京 23日 ロイター] 


しかし、5月51日の記者会見では、


消費税の増税時期は「今は延ばす感じない」 麻生財務相
(http://www.sankeibiz.jp/macro/news/130531/mca1305311052013-n1.htm)

麻生太郎財務相は31日の記者会見で、自民党の石破茂幹事長が前日、
景気の動向次第で来年4月の消費税増税を見送る可能性に言及したことについて
「今この段階で(導入時期を)延ばすというような感じは私にはない」と述べ、
慎重に判断する考えをあらためて示した。[SankeiBiz]

と、少し増税延期に後ろ向きになっている。

そして、今月9日。


景気は戻っているが、消費増税を決めるには至らず=財務相
(http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE96801J20130709/)

麻生太郎財務相は9日午前の閣議後会見で、国内景気は
「1、2月に比べれば今の方が戻っている」との認識を示したが、
消費増税は「まだ決めるところまで至ってない」と述べた。

消費増税法には「景気が良くならないとやらない(引き上げない)と書いてある」
と指摘したうえで、景気好転の判断には国内総生産(GDP)や
所得・賞与動向などを勘案すべきとの考えを重ねて表明。
税収の伸びも「大きな指標になる」とした。[東京 9日 ロイター]



安倍政権になって、やっと「デフレ脱却」の方向感が出てきているのに、
この消費税増税の先送りが出来なければ、大きなマイナスになることは、
間違えないだろう。


安倍総理、どうか間違った判断をしないで下さい。
切にお願い致します。

と、ここに書いても仕方が無いので、官邸WEBの「国政に関するご意見・ご要望」
に「消費税増税延期希望」と「安倍総理支持」メールをしました。