米国で6日に発生したアシアナ航空機事故、その後の調査も進んでいる様だが。

―続報―

アシアナ機事故 「速度維持装置動かなかった」機長が説明
(http://www.sankeibiz.jp/macro/news/130710/mcb1307101148029-n1.htm)

米サンフランシスコ国際空港で6日発生したアシアナ航空機事故で、
米運輸安全委員会(NTSB)のハースマン委員長は9日、記者会見し、
機長が飛行時に速度維持装置「オートスロットル」を使用していたと
述べたことを明らかにした。

滑走路進入時の速度を目標速度(時速約254キロ)に設定したと説明。
しかし、高度60メートルに降下した際、オートスロットルが作動していない
ことに気付いたという。手動に切り替え、上昇を試みたが、
そのまま地面に激突した。同機は着陸に失敗した際、
目標速度を2割以上も下回っていた。

NTSBが同機の残骸を調査したところ、オートスロットルは「オン」の状態に
なっていた。しかし、実際に同装置が機能するには、
他の機器の設定も必要になるという。

現時点で、着陸の失敗がオートスロットルの故障によるものか、
操作が不完全だったのかの断定はできないという。[SankiBiz]


「まばゆい光」日光の反射かも…アシアナ操縦士
(http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130712-OYT1T00418.htm)

米サンフランシスコ国際空港で6日発生したアシアナ航空機事故で、
米国家運輸安全委員会(NTSB)は11日、
飛行記録装置(フライトレコーダー)を解析した結果、
オートスロットル(自動推力制御装置)などの機器類に
異常は見つかっていないことを明らかにした。

オートスロットル、オートパイロット(自動操縦装置)などの電子制御装置や
エンジンなどの機器類はいずれも正常に作動する状態だったという。

NTSBは、操縦士が着陸時に機器類をどのように設定していたかなどを
詳しく調べている。

一方、操縦していたパイロットが韓国航空当局に対し、
「事故の前にまばゆい光で前が見えなくなった」と話していることについて、
NTSBは、このパイロットが「日光の反射かもしれず、視界に影響はなかった」
と説明していることも明らかにした。[YOMIURI ONLINE]


あら、もう「光で前が見えなかった」という言い訳を撤回したみたいですね。
何が何でも子供じみた言い訳ですからね。

機長は「操作はしたけど動かなかった」と機械のせいにしているけど、
「オートスロットル、オートパイロット(自動操縦装置)などの電子制御装置や
エンジンなどの機器類はいずれも正常に作動する状態」
ということは、「人的ミス」と言っているようなモノですな。

さぁ、次は、どんな言い訳をするのでしょうか?


速度維持装置の理解について機長ら聞き取りへ
(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130711/k10015963581000.html)

アメリカ、サンフランシスコの空港で韓国の旅客機が着陸に失敗した事故で、
アメリカのNTSB=国家運輸安全委員会は、機長らが速度を維持する
装置の設定について正確に理解していたかどうか、
詳しく調査する必要があるという認識を示しました。
(後略)
[NHK NEWSweb]

速度維持装置巡り機長ら聴取へ
(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130711/k10015984231000.html)

(前略)
機長が「旅客機の速度を維持する装置が設定通りに稼働していなかった」と
説明しています。
このため、アメリカのNTSB=国家運輸安全委員会などの調査チームは、
機長や操縦していた副操縦士がこの装置の操作について
正確に理解していたかどうかなどについて、引き続き聴き取りを進める方針です。
(後略)
[NHK NEWSweb]


米国家運輸安全委員会(NTSB)、外堀埋めに入りましたな。

機械は嘘をつかない。航空機には「フライトレコーダー」や「ボイスレコーダー」が、
が付いてるから、言い訳してもすぐにバレてしまうのに、この機長たちは、
どうしてしまったのでしょう。

日本の言葉「潔しを良しとする」

これも国柄のちがいですかね。