「失われた15年?20年?」とよく言われている。
確かにバブル崩壊後は全体的に失業率は上がったし、賃金は下がったし、自殺者は増えたし本当に最悪だ。
バブル崩壊後、IT景気・イザナギ景気と続き景気は悪い訳ではないのに
あまり実感がなかったような気がする。
景気の良さを実感するのは、実際に自分の給料が増えた時だ。
ちょっと調べたら
原因は「デフレ」らしい。
間違った金融政策でバブルが崩壊し土地や株の価値が一気に下がり資産に対して
相対的に借金が増える
→物を買わなくなる=物が売れなくなる→物の価格が下がる→利益が減る
→原価削減には限界があるので削減が人件費に及ぶ
→給料が減ったり失業したりする
→消費が減る→少しでも安いものを求めるので物の価格が下がる
の繰り返しだ(デフレスパイラル)
1997年の消費税増税もデフレを加速させた様だ。
結果、税収も減少、名目GDP(金額)がマイナスになった。
デフレは怖いなぁ。
小泉元首相の時もあと少しで、デフレ脱却まで近づいた。
そして、安倍首相になりインフレ目標を2%に設定し日銀の総裁/副総裁を替え
黒田新総裁が2%になるまで「無制限の金融緩和をやる」「やれる事は何でもやる」と
言ったらそれにマーケットが反応して円安株高傾向になった。
デフレ・インフレを決めるのは、お金の量(金融政策)と仕事の量(財政政策)
では、なにゆゑデフレを放置し続けたのだろう?
推理小説では、一番得をした人が犯人と言う。
また、どちて?だ。