先日の塩作りから
毎日2リットルづつの海水を
今度は土鍋で煮詰めています
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数時間煮詰めていきますと
少し白く濁り出します
塩ができてきたかな?
と思っていたら・・・
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これは水にとけない成分
硫酸カルシュームという成分らしい
「ほんまかいな?」
ということで
この段階で一度コーヒーの
ペーパーフィルターでこして
溜まったコレを
水を入れたグラスで溶いてみました

やはり溶けません
どんなにかき混ぜても
グラスの底にたまったままです

試しに食べてみました
口の中がザラつき不快な感じがします・・・。
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そして
濾されて綺麗になった海水を
再び鍋に入れ火にかけます
すると
みるみる
鍋の底の方から塩の決勝ができてきます

ほとんど水分がなくなり
カラカラになる前まだ水分が残っているうちに
鍋を火から下ろします

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それをもう一度
コーヒーペーパーフイルターで濾し
ペーパーに残ったのが塩
下に落ちてたまった液体が
苦汁(にがり)となります

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このままでは少し湿った塩となります
このままでもいいのでしょうが
これを軽くフライパンで乾煎りすると
サラサラの塩となります

この時は
2リットルで51gの塩ができました

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純白!
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毎回2リットルを目安に海水を鍋にかけています
毎回できる塩の量もまちまちです

といいますのも
この濾したペーパーには
塩がまだ沢山付着しています
このペーパーを次の海水で洗って
そして火にかけています

ちなみに
今回は2リットルでできた塩
湿った状態で80g
それを乾煎りしたあとは
70gとなりました

なので
純粋な海水を火にかけるより
昔ながらの方法
塩田や藻塩などでかん水(=濃い塩水)
を作り火にかけた方がより多くの塩が採れますね!


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と塩ネタが続きますが

いつもはこのペーパーで塩を濾すのではなく
コーヒーを淹れています

なぜなら
うちはコーヒー屋で
ここは
コーヒー屋のブログなのです
自画像おとぼけ