カワフ・アル・ギシル
このコーヒーの実を乾燥させたもので
いろいろ試してみました

まず
このまま食べてみました
ほんのり甘いのですが
干草か干したワラのような風味で
外皮でしょうか
口に残るものが気になります
風味の感じとしては
生のコーヒー豆をそのまま口に入れたような
そんな風味です
このギシルを
水に漬け戻してみました
数時間漬け込んでみると
なんともいえぬ色と
少しトロミがかった汁になりました
このまま飲んでみました
甘苦くやはりワラのような風味

以前、コーヒー豆を水でかしいで
焙煎してみたことが何度かありまして
その時のとぎ汁の匂いと同じ匂いがします
そして
今度はこの戻した実を食べてみました
乾燥したままですと気が付きませんでしたが
中にはしっかりと
パーチメントなども残っており
これらが口に残る何かだったようです
やはり
汁同様ほんのり甘いのですが
決して美味しいものでは・・・
さて
今度は
ちゃんと焙煎してみましょう
手網で焙煎してみました
とりあえず50g
軽いので質量があります
カセットコンロを出してきて
カウンターで焙煎開始

少し多すぎたかもしれません

少しして中を確認
はじめは結構カラカラしていたのが
少ししっとり柔らかくなってきました

少し色付きだしたころ
ここで少し食べてみました
すると

なんとも甘い
感じとしては
干し柿
食感といい
干し柿を食べた後とよく似た
甘みと余韻

そしてお祭りなどの
屋台でのりんご飴屋さんの
近くに行ったときのような香りが

しばらくすると
一気に煙が出てきました

あわてて火からおろし確認
やはり量が多かったせいか
ところどころにムラがみえます
触った感じは熱いうちは少し柔らかいのですが
荒熱が取れてくると共にカリカリになってきました
いい感じです
仕上がりを計ってみました
50g→38g
またまたこれを食べてみました
なんとも甘くて香ばしい!
頂いてきたモノと同じ味
そこで
もう20g
焙煎してみました
次は
陶器でできたハンド焙煎機
いるいる
先ほどより少し浅めに仕上げてみました
仕上がりは
20g→15g