たまにはコーヒーネタを

twitter ではリアルに報告済みですが

昨日の定休日
久しぶりに金沢へ向かいました
向かう道中
あそこへ行って・・・それからココへ行って・・・
とアポもとらずに勝手に計画をたて
いざ出発!

まずは
長い間顔だしていなかったので
金沢大学のコーヒー学博士のところへ向かいました

浜と違ってすごい雪です

海の見える珈琲(コーヒー)専門店/石川県加賀市のカフェ「うみぼうず」のひとり言-gc00a

ところが
時間が早かったせいか開店前叫び
次の目的の店へ

兼六園下
すぐそばにある
海の見える珈琲(コーヒー)専門店/石川県加賀市のカフェ「うみぼうず」のひとり言-gc00b

桂珈琲さんへ!
ところが
雪のせいでしょうか
こちらもやっていませんでした自画像ハッ
海の見える珈琲(コーヒー)専門店/石川県加賀市のカフェ「うみぼうず」のひとり言-gc00c

さらに
目的であったもう一軒へDASH!

こちらへは社長さんに
「遊びに行っていいですか?」
と確認の電話をいれ向かいました

キャラバンサライさん!


海の見える珈琲(コーヒー)専門店/石川県加賀市のカフェ「うみぼうず」のひとり言-gc00d

もう
こちらの西岡社長様
すごいお方です
行くと必ずなにかいい刺激をいただけます。

こちらに新しく導入された焙煎機を見てみたくて
来たかったのですが
なかなか来れず
ようやく来ることができました

焙煎工場の中を見せていただき
新しい焙煎機の説明も詳しくしてくださいます

大・中・小と様々な焙煎機が並んでいます


海の見える珈琲(コーヒー)専門店/石川県加賀市のカフェ「うみぼうず」のひとり言-gc00e

ご自信で買い付ける面白い珈琲の豆の話などなど
いろんなお話をお聞かせくださいます

この日もブラジルの特別な豆を見せていただきました
詳しくはこちらまで↓

海の見える珈琲(コーヒー)専門店/石川県加賀市のカフェ「うみぼうず」のひとり言-gc00g

その後
事務所でもコーヒーを頂きながら
地元コーヒー屋のことなど

キャラバンサライ西岡社長をはじめ
この北陸におけるコーヒー業界を
さらに盛り上げるため
金沢コーヒー文化学会 を立ち上げるなど
この北陸、金沢のコーヒー文化に情熱をそそいでおられます


もう話はつきません

そして
帰りにはこんな面白いお土産もいただきました

【カフワ・アル・ギシル】
ギシルコーヒーです
海の見える珈琲(コーヒー)専門店/石川県加賀市のカフェ「うみぼうず」のひとり言-gc001

ギシルとは
コーヒーの表皮と果肉部のこと

イエメンではコーヒーをカワフと呼びます

それも2種類あり
そのうちの一つ
コーヒーの殻(表皮と果肉部)で作ったものを
カワフ・アル・ギシル
これがイエメンの人たちが飲むコーヒーだそうな

コーヒーの豆(種子)から作ったものを
カワフ・アル・ブン
といいます

本来、イエメン高地の農耕民族はギシル・コーヒーを
遊牧民族ベドウィンの人たちはブン・コーヒーを飲んでいたそうです
なぜならギシルは新鮮さが売り物で、
翌年に持ち越せない国内消費商品だから、
一方のブンは管理さえ良ければ何年経っても飲める
保存の利く、国際貿易商品だからなのだそうです
【森光宗男/モカ・マタリのナゾから】


海の見える珈琲(コーヒー)専門店/石川県加賀市のカフェ「うみぼうず」のひとり言-gc003

コーヒーの果肉を乾燥させたものを
少し焙煎しカリカリにしたもの

このまま食べてもほんのり甘くて美味しい
黒糖のような味がします

このギシルと
カルダモンやジンジャー、シナモンなどの
スパイスとお砂糖で煮出します

海の見える珈琲(コーヒー)専門店/石川県加賀市のカフェ「うみぼうず」のひとり言-gc004

一度二度吹きそうになったら火からおろし、
またのせる

海の見える珈琲(コーヒー)専門店/石川県加賀市のカフェ「うみぼうず」のひとり言-gc005

三度目吹きそうになったら火を止め茶漉しでこして
出来上がりです

この煮出している間
なんとも言えない甘い香りが漂ってきます
まるで
ジャムを煮詰めている時のような
そんな香りです

海の見える珈琲(コーヒー)専門店/石川県加賀市のカフェ「うみぼうず」のひとり言-gc006

色はコーヒー色
飲んでみると
チャイのような・・・
資料には葛根湯のような、とあります
私は葛根湯を飲んだことがないので
なんとも言えませんが
昔にこんな感じの飴があったような気がします
なぜか懐かしいような
そんな味がします


海の見える珈琲(コーヒー)専門店/石川県加賀市のカフェ「うみぼうず」のひとり言-gc002

焙煎する前の乾燥してあるギシル
これを余分に分けていただきました

少し実験してみようと思います

西岡社長様
いつも勝手に遊びに行って
そして仕事中にもかかわらず
遊んでいただいてありがとうございます。
社長のコーヒーに取り組む姿勢
キャラバンサライの従業員の方たちがうらやましいです

うみぼうずも
この北陸のコーヒー文化をビックリマーク
なんてことを言えるよう邁進してまいります

西岡社長のブログです
必見ですゾ自画像ププ

今回は
キャラバンサライの回し者になってみました

あっ!同業者だ
な~んつっても
ライバルでもありますが同士でもあるのです
豆売屋、喫茶店、カフェ、畑は違えど
美味しいコーヒー豆を作り出す者同士
(私が言うのもオコガマシイですね)

うみぼうずには
うみぼうずが目指し
造り出すコーヒーがあり
正しい、正しくない
いい、悪いとは別で
美味しいコーヒーの世界が広がればいいなと
思います


ボクの頭の殻も少し砕け落ちたような気がします

社長
また遊んでください
ありがとう




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