たまにはコーヒーネタを
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ではリアルに報告済みですが
昨日の定休日
久しぶりに金沢へ向かいました
向かう道中
あそこへ行って・・・それからココへ行って・・・
とアポもとらずに勝手に計画をたて
いざ出発!
まずは
長い間顔だしていなかったので
金沢大学のコーヒー学博士のところへ向かいました
浜と違ってすごい雪です
ところが
時間が早かったせいか開店前

次の目的の店へ
兼六園下
すぐそばにある
桂珈琲さんへ!
ところが
雪のせいでしょうか
こちらもやっていませんでした

さらに
目的であったもう一軒へ

こちらへは社長さんに
「遊びに行っていいですか?」
と確認の電話をいれ向かいました
キャラバンサライさん!
もう
こちらの西岡社長様
すごいお方です
行くと必ずなにかいい刺激をいただけます。
こちらに新しく導入された焙煎機を見てみたくて
来たかったのですが
なかなか来れず
ようやく来ることができました
焙煎工場の中を見せていただき
新しい焙煎機の説明も詳しくしてくださいます
大・中・小と様々な焙煎機が並んでいます
ご自信で買い付ける面白い珈琲の豆の話などなど
いろんなお話をお聞かせくださいます
この日もブラジルの特別な豆を見せていただきました
詳しくはこちらまで↓
その後
事務所でもコーヒーを頂きながら
地元コーヒー屋のことなど
キャラバンサライ西岡社長をはじめ
この北陸におけるコーヒー業界を
さらに盛り上げるため
金沢コーヒー文化学会
を立ち上げるなど
この北陸、金沢のコーヒー文化に情熱をそそいでおられます
もう話はつきません
そして
帰りにはこんな面白いお土産もいただきました
【カフワ・アル・ギシル】
ギシルコーヒーです
ギシルとは
コーヒーの表皮と果肉部のこと
イエメンではコーヒーをカワフと呼びます
それも2種類あり
そのうちの一つ
コーヒーの殻(表皮と果肉部)で作ったものを
カワフ・アル・ギシル
これがイエメンの人たちが飲むコーヒーだそうな
コーヒーの豆(種子)から作ったものを
カワフ・アル・ブン
といいます
本来、イエメン高地の農耕民族はギシル・コーヒーを
遊牧民族ベドウィンの人たちはブン・コーヒーを飲んでいたそうです
なぜならギシルは新鮮さが売り物で、
翌年に持ち越せない国内消費商品だから、
一方のブンは管理さえ良ければ何年経っても飲める
保存の利く、国際貿易商品だからなのだそうです
【森光宗男/モカ・マタリのナゾから】
コーヒーの果肉を乾燥させたものを
少し焙煎しカリカリにしたもの
このまま食べてもほんのり甘くて美味しい
黒糖のような味がします
このギシルと
カルダモンやジンジャー、シナモンなどの
スパイスとお砂糖で煮出します
一度二度吹きそうになったら火からおろし、
またのせる
三度目吹きそうになったら火を止め茶漉しでこして
出来上がりです
この煮出している間
なんとも言えない甘い香りが漂ってきます
まるで
ジャムを煮詰めている時のような
そんな香りです
飲んでみると
チャイのような・・・
資料には葛根湯のような、とあります
私は葛根湯を飲んだことがないので
なんとも言えませんが
昔にこんな感じの飴があったような気がします
なぜか懐かしいような
そんな味がします
焙煎する前の乾燥してあるギシル
これを余分に分けていただきました
少し実験してみようと思います
西岡社長様
いつも勝手に遊びに行って
そして仕事中にもかかわらず
遊んでいただいてありがとうございます。
社長のコーヒーに取り組む姿勢
キャラバンサライの従業員の方たちがうらやましいです
うみぼうずも
この北陸のコーヒー文化を

なんてことを言えるよう邁進してまいります
↑
西岡社長のブログです
必見ですゾ

今回は
キャラバンサライの回し者になってみました
あっ!同業者だ
な~んつっても
ライバルでもありますが同士でもあるのです
豆売屋、喫茶店、カフェ、畑は違えど
美味しいコーヒー豆を作り出す者同士
(私が言うのもオコガマシイですね)
うみぼうずには
うみぼうずが目指し
造り出すコーヒーがあり
正しい、正しくない
いい、悪いとは別で
美味しいコーヒーの世界が広がればいいなと
思います
ボクの頭の殻も少し砕け落ちたような気がします
社長
また遊んでください
