2013年J2第28節 ギラヴァンツ北九州戦レポ | umibonzのスポーツめぐり旅

2013年J2第28節 ギラヴァンツ北九州戦レポ

[日時] 2013年8月11日(日)19:03KO @北九州市立本城陸上競技場
[天候] 晴れ
[気温] 29.4℃
[湿度] 88%
[入場者数]2,938人
[主審]野田 祐樹 [副審]清野 裕介 藤井 陽一
千葉北九州
前半0
後半
スタッツ千葉北九州
シュート1012
CK62
直接FK88
間接FK13
オフサイド13

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----
-----ケンペス  
--------------
-谷澤-大塚-佑昌
--------------
---健太郎-大介----  
--------------
-大岩--竹内-米倉-
--------------
------岡本------
--------------
<控え>
SUB:大久保
SUB:キムヒョヌン
SUB:鈴木
SUB:勇人
SUB:ナムスンウ
SUB:兵働
SUB:深井

[得点]

[交代]
73分 伊藤 大介 → 佐藤 勇人
78分 谷澤 達也 → 兵働 昭弘
87分 田中 佑昌 → 深井 正樹

[警告]
21分 岡本 昌弘②
29分 大塚 翔平①
53分 山口 智①
85分 ケンペス⑧

【2013通算成績】
[得点ランキング]
⑭ケンペス
⑤米倉 恒貴
④ジャイール
④谷澤 達也
④山口 智
④田中 佑昌
③大塚 翔平
③兵働 昭弘
①大岩 一貴
①竹内 彬
①伊藤 大介
①ナム スンウ

[アシストランキング]
米倉 恒貴
④ナム スンウ
③田中 佑昌
③ジャイール
③佐藤 勇人
②大岩 一貴
②大塚 翔平
②伊藤 大介
①ケンペス
①高橋 峻希
谷澤 達也

[警告ランキング]
⑧ケンペス
⑤佐藤 健太郎
④キム ヒョヌン
④高橋 峻希
③谷澤 達也
③米倉 恒貴

②大岩 一貴
②岡本 昌弘 
①山口 智
①大塚 翔平



【超私的採点】

【GK : 1.岡本昌弘  5.0】
前半はらしくない飛び出してイエローをもらってしまうが、その他は無難な対応だった。ラストのシュートはノーチャンスと言わざるを言えない。岡持自身には全く非はないが、チームとして立て直さないと厳しい。

【CB : 5.山口智 4.5】
体力が消耗しているとはいえ、元ジェフにいた大島にあっさりとクロスを上げられたところは去年の昇格プレイオフ大分戦と同じ。監督が守りきれという指示が出ているにもかかわらず、緩慢な対応だったことはディフェンスリーダーだった彼の責任だ。

【CB : 3.竹内彬  5.5】
チーム全体が停滞した動きの中、前線に攻撃参加し、チームに活を与えていた数少ない選手。守備面でも前節同様体を投げ出す動きをしており、彼自身は次第点だった。問題は前線のプレイヤーの緩慢な対応だ。

【LSB:15.大岩一貴 5.0
空中戦はほとんど勝っており、彼の強みだと思うが、やはり課題は攻撃参加。常に一定の動きで攻撃をするため相手も守りやすいというのと、クロスの精度は相変わらず悪い。利き足でないとは思うが、このままだと控えのままだ。

【RSB:11.米倉恒貴  5.0】
今日はオーバーラップしてもいいタイミングでボールが入ってこなかったのと、クロスの精度も悪く厳しい結果となった。ケンペスとの信頼性もちょっとなくなっているように感じ、ケンペスがいなくなった今後の2試合はチームとして変化をもたらせるのか大事なポイントとなるだろう。

【DMF:16.佐藤健太郎  5.5】
健太郎自身の役割は十二分に果たし、攻撃参加も少ないながらも気持ちは見せていた。ただやはり点がとれないと勝てない訳で、勇気を持って縦パスを入れてもよいのではと思うシーンはたくさんあった。

【DMF: 8伊藤大介  5.0】

今日は大塚・ケンペスにほとんどパスを供給せず消極的な動きに終始。攻撃のストロングポイントがなくなってしまっているため厳しいところもあるが、大介自身がしっかりと要求することも必要なのではないかと感じる。

【RMF:6.田中佑昌 5.0
守備面ではしっかり貢献していたものの、攻撃面ではラストの精度がうまくいかなかった。ただクロスを上げるのではなく、鋭く早く上げてコーナーの数を増やすなど、少しでも精度を上げていかないと改善は見込めない。

【LMF:39:.谷澤達也 5.0
今日は守備に終始し、前線でなかなかボールがこなかった。この停滞したムードを打開するためにはやはりトップでのタメが必要なのだが、次節以降、谷澤がトップに入る可能性もあり、新しいきっかけを作ってもらいたいところ。

【FW:14.大塚翔平 5.0】
大塚に求めるところは攻撃面。ラストパスの精度、シュートのタイミングなど周りとあわないところがあった。ケンペスとの相性もよくない。大塚自身もいらだちがあるかもしれないが、ひとまずコミュニケーションをとってもらいたいところ。

【FW:37.ケンペス 4.5】
完全にチームとして孤立。少々気の毒なぐらいボールが入っていない。ちょっとチームから信頼関係がなくなっているのを感じるプレイ。後半は案の定体力切れで前線からプレスをかけられず、最後の失点につながってしまったと言っても過言ではない。2試合休養するということで、是非ともコンディションを戻して再び頑張ってもらわないといけない。

【SUB:7.佐藤勇人 5.0
なるべく攻撃面、守備面としっかり走って動いていたが、効果的なポイントはなかなか作れなかった。最後は間延びしてしまったこともあってしっかりプレスをかけにいくことができず、残念な結果。コメントを見る限り、勇人はやるべきことをわかっている。その魂を今だからこそ注入して残りの試合に望んでもらいたい。

【SUB:10.兵働昭弘 5.0】
途中出場で点をとるために出たがほとんど仕事ができなかった。守備面も中途半端になってしまっており、個人的には大塚のポジションの方がまだ機能するのではと思える出来だった。ボールが入らないといい仕事ができないだけに、存在感を再び取り戻して欲しい。

【SUB: 9.深井正樹 ー】
ひさびさの出場で深井らしさは見せたが、いつものバランスの悪さから押し込まれてしまった。大島の部分はしっかり切っておきかった。

【鈴木監督 5.0
 苦しい展開、いいピースがなかなかなく、特にケンペスにボールが入らなさ過ぎでサイド一辺倒になってしまった。特に裏へ抜け出す選手に対してボールがほとんど入らず、消極的な横パスに終始。個人的にはケンペスへの信頼感がかなりなくなっているのではと思わせるくらいパスがはいらなかった。これだと相手が守りやすかったに違いない。ラストパスの精度もそうだが受け手の工夫のなさを感じる。

 守備面はそれなりに頑張っていたものの、やはり体力面での消耗によってラスト間延びしてしまった。そこにかわった渡と大島を捕まえきれなくなり、くさびが入りだしてから苦しくなってしまった。そこで点をとるのか、しっかり守るのかチームとしての意思統一がしっかりしていないままロスタイムを迎えてしまっていた。唯一大塚から兵働のクロスが後半のビッグチャンスだったが、そこも力んでしまった。

 今日は神戸も京都も長崎も負け、チャンスだったがうちもまけ。8月の風物詩は再びやってきた。ここで踏ん張っていかないと、自動昇格は今年も厳しいところとなるだろう。暑さとの戦いに勝てないジェフ。今日勝ち点1でも持ち帰っていれば少し違った流れになったかもしれないだけに、しっかりと話し合ってほしいところだ。

 次節からケンペスが2試合出場停止。チームのトップが不在。当初のトップは谷澤がやっていたが、少しここでてこ入れが入るはず。個人的には2トップにしてコンパクトな守備から高い位置でボールを奪う戦い方をしたほうがいい結果に結びつく気がしているが、果たして鈴木監督はどういったチョイスをするのか。8月の苦しい戦いを切り抜けること、ここが自動昇格に向けたターニングポイントだ。松本、岐阜とのたたかい。ここが正念場だ。


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