登山アプリの〇マップの赤い線は一応登山道になっている。調べてみると一般登山者が一定数の通行があると掲載するというけど、これは実際にどうなのだろうと疑問。

 

私は人があまり訪れない山も歩くし(ほぼいつもそう)メインルートじゃないルートも歩く。

 

昨日は市がハイキングコースとして出している地図と地形図、そしていつものアプリも起動して、そんなに高低差もないハイキングコースを歩いた。

 

市が出しているにもかかわらず案内看板はほとんどない。それでも地形図を確認しながら方向だけ気を付けていれば踏み跡はわかり、3つある山のうち中間に通過する山は一度登っているので、ほぼ間違えることなく歩くことはできた。

 

ふたつ目の山から3つ目の山へ移動するときにそれは起こった。ポイントがあり、そこから20分ほどでいったん舗装路に出る道と、45分ほど稜線をたどる道とアプリの赤い線(登山道)は分かれていた。どちらも最後は同じ舗装路に出る。

 

ところが、その分岐では枯れているようだけど沢のようなものと倒木があり、わかりにくいかもと思い、はっきりとした稜線を選んだ。

 

ところがこれ、地形図では最終的に道が途絶える。そもそも地形図では徒歩道になっていないただの郡市界だ。ちょうどそこでの地形図の確認を怠った。

 

私はその一定の区間で道に迷った。そもそも徒歩道がなかったので、迷うも何もないのだけど。

 

とりあえず赤い線をたどるけど、沢に足を踏み入れていたので、山の斜面を木の根をつかみながら上がり、踏めるところを探しながら強引に抜けた。うっすらだけど、誰かが通った踏み跡らしきものはあるにはある。(気がする程度)

 

結局合流地点より手前で柵が張りめぐされていて、舗装路に出るはずのところは柵は開けられなくもないだろうけど頑丈な感じで、なおかつ私有地っぽい。

 

これは出てはいけないと思い、ここは袋小路だ、50分かけて戻ろうか・・・と思った。時計とにらめっこ。行きたい方向とは逆だけど、いったん県道に出ることにした。運よく柵も終了し、県道にも出られた。

*「運良く」なんてホントはダメですが

 

その後、3つ目の山に登るためのルートに戻ったけど、仁王門をくぐるとそこもまた柵。開けようと思ったけど、硬すぎてやめた。簡単に開けれてチェーンをかけるタイプでいいのにな・・・。通常ここも開けたら閉めて通行するけれど、さっきの私有地のような場所は、通行してはダメな場所だと思う。

 

今日はもう疲れたので、県道→国道を歩いて駐車場まで戻ることにした。今日もほとんど誰にも会わず、中間で林道を歩くときバイクの二人と作業のおじさん。神社で会ったハイカーのおじさんひとりが林道の作業の人に、ここはこんな感じなのかと聞いていた。私のハイキングマップを見せて、こんな感じですと横から教えた。その後たぶん引き返したと思う。

 

淋しい・迷う・ガッカリ感もあり20キロくらい歩いたかもと思ったけど、12.7キロ。なんだかんだで無駄に動かなかったのが良かったかもしれない。駐車場に戻って逆方向から最後のひとつを登ろうかと思ったけど、13時57分でまだご飯を食べていなかったのでやめた。

 

どうだろう。某アプリの「赤い線」は時に危険じゃないだろうか。調べてみたらそんな事例がたくさんあったみたいだ。