今、長年のブロ友であるある人が、私が登ったあの富士山に登っている。いや下っている。帰って来るのが楽しみだ。

 

でも爪は心配ない。きっと大丈夫。なる人もいればならない人もいる。

 

せっかくなので爪のその後を書いておこうと思う。

 

爪の再生についての記録

 

爪は1ヶ月後の8月26日には完全にとれた。

 

その中間の8月13日、山籠もりのあたりにはパカパカと開閉するようになった。

 

ちなみに水泳指導は、泳ぐときに水圧で爪がビロロ~ンと引きはがされていくので脚に力が入らず、水をとらえることができなくなり全く泳げなくなる。

 

仕事に差し支えがあるので、この足の感覚での泳ぎに急いで慣らしておいた。

 

クロール・バタフライ・背泳ぎのキックは、『ほぼ問題ないがやや問題はある』という程度。平は最悪。これは爪を固定するテーピングで乗り切った。

 

靴は基本履けない。圧迫や引っ掛かりが気になる。

幸い私は普段は靴を履かない主義だし、通勤のルール上履かないといけないときだけテーピングで保護し柔らかめの靴を履くなどで対処。

 

足先の感覚が敏感になりうっかり引っ掛けることはなくなる。グラグラした爪をうっかり引っ掛けたときほど恐ろしいものはない。

 

一瞬凍り付く。それくらい「爪が引っかかる」ということには敏感になる。

 

 

パッカパカに開閉するようになってから、しばらくは1~2ミリ程度の皮膚がしぶとく頑張り続けるので、取れてしまったほうが楽なのに~と思いながらもなかなか取れない時期。

 

 

20日を超えたころから、爪を切ったきっかけで黒い方の血が抜け始めた。

血が抜ければ白になる。白になれば爪ではなく殻になる。

抜け殻。

 

そうなれば徐々に簡単にパカパカの開閉段階に入る。

そして2ミリほど残った爪も2・3日で事切れる。息絶えるのだ。

 

 

最終的にきれいさっぱり爪が無くなり、丸裸状態の少し恥ずかしい感じののっぺらぼうになる。今は完全に両足のっぺらぼう。見た目はわからないが、じかに見るとのっぺらぼう。

 

週末に泊まりに来たちびっ子を膝の上に抱っこしてくつろいでいた時に、ふと私の足指に目をやったのだろう。

 

 

「ぎゃぁぁぁ!爪が!爪が!」

 

と驚きおののくチビっ子。

 

 

「あぁないのよ、爪ね。のっぺらぼうになっちゃったのよぉ」