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朝、各部屋の窓を全開にし、洗濯機とたらいでの洗濯をすまし、太陽の光の下に干す。

 

部屋を整え、鮭を焼き、ご飯と梅干、焼き鮭とお味噌汁をいただく。

 

人生にはいろいろある。

 

結局、次の日の朝、目が覚めることのないその日まで精一杯生きることだけ。

 

大切な人が存在してくれているということだけで、どれだけの奇跡か。

 

一緒にご飯食べて、笑いあえて、怒ったりなんかもあって、緑をみたり風を感じたり手をつないだり。

 

季節を何度も繰り返し年を重ねていく。

 

それだけで十分幸せなんだよね。

 

存在してくれている。

 

それだけで豊かで穏やかだ。

 

人は命と向き合ったときに、こんなに身近に最高の奇跡と幸せが存在したということにはじめて気づかされる。

 

シンプルに生きてよかった。書いてきたことに嘘がなくてよかった。

自分の人生を生きることができてよかった。