前回の続きというわけではないのですが、人間がつくりだしたいのちというのに「かいこ」というのがあります。

蚕ですね。絹をとるための生き物です。

蚕は自力では生きていけません。餌を自分ではとりに行かないのです。人の手によって生かされてるわけです。

何だか寂しい話ですね。

人も使わなくなって失う能力がありますが、生きていくために必要なこの「餌をとる」事すら失うとはとても恐ろしいです。

でもやはりその必要がなくなれば自然に閉じていくものなんですね。それがどんなに大切な事であっても。

猛暑が続きます。

台所は、換気扇をかけっぱなしでも38.5度あります。出してある食器はみな熱くなっています。

元気でいられるかどうかはやはり過ごし方にあります。
適度なストレスを与えそれを乗り切れる方が当然強くなれます。

水分のとり方は人によります。

私はインストラクターですし、アクアでは30度以上のところでエクササイズもします。
勿論(この時だけでなく)水をかぶったように汗をかきますが
私はスポーツドリンクは飲みません。

おそらくそれが私の身体にあっているのだと思います。

汗の質がさらっとしている(水分と一緒にいろいろなものが出ていない)のと、内臓の調子がそんなに悪くないから水やお茶で十分なのだと思います。

ですが汗の質や、また内臓機能が衰えてる場合は水だけでは失ったものを補給出来なく、かえって水分補給があだとなる場合があるということも言われています。自分の身体にあった適切な水分補給を選んでください。

夏バテ気味の方の話を聞いてみたら、コーラばかり飲んでいると言います。確かにシュワッとするものが欲しいですが量を考えてみたりして下さい。または「炭酸水」をうまく利用しても美味しいですよ。

私は炭酸水とカボス果汁を割って飲んだりします。

体力は好奇心だと言いましたがこの夏の猛暑でも元気に動ける事に感謝します。

2週間の炎天下の指導も無事終わりました。一年目は目が焼けてしまって開けることもできませんでしたが年々良い意味で順応しました。

 

そう思うと人間の身体の可能性は閉じることも開くことも自分次第です。

それを忘れずに生きていきたい。