7/25午前中、「周防大島スタディークルーズ」を実施しました。

 

親子3組が参加され、上関方面~八島南~大水瀬島西~ニホンアワサンゴ海域にかけて、

屋代島さとうみネットワークさんによる航路や海ごみの解説に、環境調査指導

東部エコツーの藤本正明さんによる海や島の自然解説が行われました。

 

どこの山々も竹林が散見されその場所は何れもかつて耕地だったことを思い起こさせるものでした。

 

 

八島南には瀬戸内海で最大規模の迫力ある柱状節理を見る事ができました。

 

昨年年初の自衛艦が底触した「センガイ瀬」も、遠くからみると、広い海のど真ん中にマッチ棒のような灯台が立っていました。

 

 

ニホンアワサンゴの海域ではアベマキの山林により豊かな山が形成されて、その結果が豊かな海となりサンゴの成長を助けている事が分かりました。

浮遊ごみが目立ったのは安下庄湾の入口付近で、その奥部の立岩海岸の漂着ごみが多いのが裏付けられた思いでした。

 

海洋観測では、透明度、水温、水色の観測を3地点で行い、水温は何れも約24℃、透明度は上関南の8.5mで他所より約4m上回るものでした。子供たちが積極的に観測を行ってくれました。

 

広い海域では、商船のクルーの方々が、子どもたちに操縦体験もさせてくださいました。

 

このクルーズの模様はKRY山口放送で8月21日に放送される予定です。