映画 はあまり観ないのですが、キッズリターンのラストシーンだけは時々無性に観たくなります。
30歳過ぎると染みて染みて!(泣)

初見は強い希望を感じたのですが、最近は理不尽にも折り合いをつけなければならない無常感を感じて。
挫折した主人公のシンジとマサルの未来は光り輝いているわけでもなく、脆く危い。ゆっくり落ちている途中、さらにドン底に落ちるかもしれない。

それでも、なぜか勇気づけられ胸がほんのり熱くなります。

とりあえず、今日もそれなりに頑張ります。
「まだ始まってもいねぇーぜ!」
(まるで手応えがない合コン終盤に)

「キッズリターン」


「ボクシングだって何だって、それまでの経験が全く違う者同士で互角の勝負が始まるわけで、やっぱり常に闘いだから。
死ぬとき笑えば良いわけで、その時楽になるから。生きてる時は辛いのが当たり前だと思わないと。楽しいことなんて滅多にねぇって、ほんとに。楽しいことは一瞬だから。でもその一瞬のために我々は生きてるんであって、いつも楽しい事ばかりだったらそれは罰当たりっていうんだから・・・・・・」
キッズ・リターン パンフレットより抜粋