普段、楽天家で脳天気な私はきっと今のこの気持を手術が終わると同時に忘れてしまうような気がしたので書いておく。

2度目の流産。

昨夜はお風呂のお湯に浸かりながら、ひとり泣いた。

お腹の中の子が1カ月しか生きられなかったことが、可哀相で泣いた。

産まれておいでよ。

きっと毎日楽しいよ。

お父さん、すっごく優しくて、まじめで、温かい人だよ。

お酒も飲まないし、煙草も吸わないよ。賭け事もしない人だよ。

産まれておいでよ。

お母さん、怒りんぼだけど、料理がんばるよ。おやつも手作りするよ。掃除は苦手だけど、頑張るよ。

こっちへおいでよ。

どうして帰らなきゃいけないの?


昨夜、寝る前に主人に「人生の目標はなに?」とふと聞いてみた。


主人「うーん。いっぱいあるなあ。仕事とか、、」

「ひとつに絞れる?」と聞いてみた。

主人「うーん。難しいなあ」

私「もし、ひとつに絞ったら、どんな夢も目標も達成できるような気がしない?」

主人「そうかなあ。。。○○(私)の夢は?」

私「・・・」


突然、言葉がでなくなった。

涙がとまらなくなってしまった。


(私の夢は、私の夢はね・・・)


夢を想像しただけで胸がいっぱいになる。


(私の夢は、主人と、私たち二人の子供と、楽しく暮らすことなんだ・・・)


言いたいのに、言えなかった。

ただ、涙がポロポロこぼれた。

主人は手で私の涙を拭き、頬をなで、「大丈夫だよ。安心して。」と何度も言った。


人生で起こるどんなことにも、意味があるはず。

こんな悲しい思いも、きっと何か意味があるはず。

泣いてたって、笑ってたって、同じように時間は過ぎていくから、笑っていた方が絶対得だよと、私が子供の頃に祖母はいった。

でも、涙がとまらなかった。


しばらくして、気持ちが落ち着いたときに、ふと思った。

エアコンが稼働していて、涼しい部屋に寝ているから、うっかり泣いたりしてしまうんじゃないか?

エアコンがなくて、暑くるしい部屋に我慢して寝ていたら、涙になるはずの水分は汗として噴出し身体的な不快指数は高くなり、悲しくて涙を流すなんてことにはならないんじゃないか?・・・バカなことを考えたと思った。

でも、どっちがバカだろう?

実現するかわからない自分の夢を遠くに感じて泣いてるなんて、バカみたい。

結婚する前は、主人と結婚して、毎日主人と楽しく暮らすことを夢見ていた。

主人が優しければ優しいほど、いつか母国へ帰ってしまうと思うと涙がこぼれた。

でも今は結婚して幸せに暮らしている。

夢が叶ったら、すぐに次の夢。

我ながらちょっと呆れる。

それよりも、主人がそばにいてくれる幸せを実感し、主人を大切にするべきだ。

いつもそばにいてくれる主人。

二人の子供のことは、未来のこと。

いくら考えたって未来のことはわからない。

いまある現実を見失ってはいけない。

いまある現実の向こうに、未来をつくることができるんだから。


今日もたんたんと時間が過ぎていく。

夜、ホワイトシチューを作った。

こんな凹んだ気持ちのときには、煮込み系の温かい食べ物が食べたくなる。

野菜がたくさん入ったスープ、シチュー。

野菜は身体の調子を整える食べ物だと習ったけど、

心の調子も整えてくれるんじゃないだろうか。