ねえ

悲しみも

涙も

この想いも

負の感情

闇の中に落っこちた心


すべて…

そう、すべて

閉じてしまいましょう



もう、忘れよう

失敗や辛かったこと

眠りから目覚める前に


静かな夜が明ける前に



そう

新しい

朝が来る前に…


私、雨・・・好きですね。
傘をさして歩くのも・・・。
雨だれの音を聞くのも・・・。
花や草が雨露に濡れるのも・・・。

人にも時には雫が必要なんじゃないかと思う。
雨の日には愁いが似合う。
雨の日には涙が似合う。
ささいなことで涙が出てしまう・・・。
忘れていた、過去の悲しい思い出を
思い出してしまう・・・。
そうやって浄化されるのかな・・・。汚れちまった悲しいココロ。

後悔の涙。

私は、遠いところへ行っちゃった、シュウ(前夫)のことを思い出していた。

bluesが好きだった。
高田渡が好きだった。
私に歌を作ってくれた。
お酒を飲みながらいつも本読んでたっけな・・・。
缶ピースのタバコの臭い。
出会った頃、
「雨美はいい目をしてるな・・・」って言ってくれた。
寂しい横顔。
藤竜也に似ていた。
細く長い指。
やせた背中・・・。
子守唄のように寄り添って聞いていた彼の歌声・・・。
優しく低い声。
ギターのピックのひゅんという音。

あなたの好きだったもの。
忘れていないよ。みんな・・・。
あなたの話した言葉。
忘れていないよ・・・。

亡くなった人って
きれいないい思い出しか残らないのは何故なんだろうね?

外は暗闇の中
まだ、雨が降り続いています。
 この前から、書こうと思っていたこと。
「いのちをみずからたつ」こと・・・。
でも、このテーマはやっぱり重いかな~?あまり誰も語らない。

ずーっと前、6,7年位前、どこかのお坊さんが新聞に書いていたことに感動して
切り抜いてとっておいた。でも3回くらい引越しがあってどこかにいっちゃった。

命の奇跡について書いてあったと思う。
生殖細胞(精子と卵子)の受精で何億分の一の確立で私たちは生まれた。
だから、今ここに生きていることは「奇跡」なんだよと。
大切にしなくてはいけないよと。
命の尊さについて書いてあったと思う・・・。

私、偉そうなことは・・・
あーやっぱり書けない!!!

でもこれだけは言いたいの。
自殺を考えている人に・・・ 
本当に死にたいの?
聞いてあげるよ、その苦しみ。
悩み。嘆き。叫び。うめき。悲しみ。怒り。絶望。
本当に死んでしまっていいの?
本当にそれでいいの?
本当にそれしかないの?
その前に誰かに話をして。
なんでもいいから、ささいな日常のことでもなんでもいいから・・・。
あなたの声を聞かせて。
ココロをその想いを言葉にしてみて。
私には何もできないけど
救うことはできないけど
力にはなれないけど
聞いてあげることはできるかもしれない。
一緒に泣くことはできるかもしれない。
おねがい。
勝手に死なないで・・・。
辛いよ。いつまでも・・・。
おねがいだから・・・先に逝かないで。
残されたものは苦しいです。
それが本意?私を苦しめることが本当の意味だったの?

殺人者の狂気は許せない。
悪魔にとりつかれたとしか思えない。
人間じゃない!!!

かなしいよ・・・どうしようもなくかなしいよ・・・。
さるすべりの木も椎の木も・・・
きっと すべてを 見抜いているんだ
人間の愚かさも 喜びも 悲しみも 叫びも

何年も何十年も何百年も
人々を見つめてきた
それこそ戦火をくぐってきた木々たち
環境を変えられて絶え抜いてきた種たち
なにも語ることは出来ない彼らは
今のこの世界をどう思っているだろう

戦争はいけないことだと気づいて
愛を探している人もたくさんいるんだけどね
なぜ破滅にと向かっていくんだろう?
破滅への道はどうすれば止められるのだろうか

誰かが言っておられました
宇宙からみたら国境も境界線も何もないんだ・・・と
地球はひとつなんだ・・・と

今こうして生きている私たちの命は偶然じゃないし
もっと子供たちに伝えなきゃいけないことがあるよね

それを探して明日からも一生懸命、生きていきたいと思うのです・・・。
ああ、とめどなくあふれる

言葉たちよ・・・

次から次と アタマん中から

泉のように湧き出てくる

今日は

画像なんていらない 飾りなんて 何もいらない

滑らかな舌(指)は すべりおちるように言葉を喋る


アタマが痛い 

腰がズンと重く

顔つきが変わる

感情が高揚する

肌は乾燥する

情緒不安定になる

Hな夢を見る

欲しくなる(発情する?)


野生に近くなるんです
「人間は破壊する為に生まれてきたんだ」

そう女に言った男は

女の全てを壊し

奪い去って行ってしまいました


女は

涙を流しながら天を仰ぎました

もう二度と戻れないのです

このまま 暗くて寒くて恐ろしい深みに堕ちていくしかないのでしょうか



その時

「慰め」という名の男が

絶望の淵で

裸のまま凍えていた女に

暖かい毛布を差し出してくれました


その男は

たくさんの愛を女にくれました

ボロボロになった女の心を

惜しみなく

あふれるほどに

癒してくれました



女は

生きる希望の光をみつめ

愛される喜びをかみしめていました



終局は

映画やドラマのように

美しいものではないのです

ENDは

醜く

ドロドロとして

そう オブツの塊のようなもの

水色の涙もなく

エメラルドの瞳もなく

うすむらさきの哀愁もなく

憂いもなく



あるのは

ただ・・・

この深紅の

強欲な・・・

女の

性だけです
天では

無数の星たちが

永遠につづく賛美の詩を歌っている

朝になれば

いつもと変わらずに

光り輝く太陽が昇り

生きる全てのものに命を与え続ける

何の見返りもない 無償の賜物として



ああ

それなのに私は

あの人の

心も

体も

過去も

そして 未来までもが

欲しいなんて



天使が地上に降りて

人間となって

一年と二ヶ月・・・

こんなに強欲な

醜い女になりました



ぽっかりと

大きな穴のあいてしまったセーターを

繕う毛糸はどこにある

どこのお店にも

どこを探しても売っていない


どうか お願いです

いくら高価でも

わたしに一つ 分けてください



また 着られるのでしょうか

この大好きだった わたしのセーター



早くしないと

冬が来てしまいます

「にくしみ」という

こびりついた ココロの染みを

洗い流してくれる

真っ白にしてくれる

クリーニング屋さんを

誰か知りませんか?