こんにちは音譜
彦根市のフルート教室“トリコロール”
講師の吉岡由美です。
ブログに訪れていただきありがとうございます照れ
今日は私が約24年前にフランス🇫🇷のパリに留学していた時のお話をしたいと思います。


写真は私がプライベートレッスンで師事したフランスのフルーティスト アラン・マリオン 先生です。

当時パリ国立音楽院のフルート科の教授であった先生。年齢制限は22才のフルート科  
年齢制限に間に合っても私の実力ではまだまだの狭き門であったと思います。
先生のご自宅で月3回のレッスンに通いました。
娘さんと同い年という事もあり、私にとってはお父さんの様で 厳しくも優しい先生でした。
月3回といっても先生は忙しい方なので、秋から春にかけてです。
ですので、一回のレッスンにフルートのオリジナル曲を一度にたくさんと先生からの課題のエチュードを持って行かねばなりませんでした。
留学したおかげで、大学中に出来なかった沢山の曲をさらい、自分のテクニックの弱いところに気付く事が出来ました。

先生のご自宅はパリの郊外で パリのサン・ラザール駅から国鉄に乗って20分くらいのところにあるアニエールという駅で降ります。お宅は歩いて約5分。
ご自宅にはいつも優しい奥様と バック(フランス語で発音するバッハです^_^)という大きな犬。
そして時々お手伝いさんと 名前わすれちゃったけどルシアンブルーの猫ちゃんが居ました。
犬に 偉大なバッハ の名前を付けるとは…さすが先生爆笑
先生とのレッスンでいつも痛感する私に足りない事の1つは、息のスピードが遅すぎる事でした。そのために横隔膜を鍛える練習を先生から教わりました。結構厳しかったです。

いつも帰る時に楽しみにしている事が3つありました。
一つ目は…
フランスの挨拶biseをして さよなら〜Au revoir!
ありがとうございました〜 Merci beaucoup!と言ってお辞儀をして外に出るのですが、振り返ると必ずドアの隙間から先生が見ていて 
何ともチャーミングな笑顔としぐさでドアを閉めるのです。その笑顔を見る事。あの子どもの様な可愛らしい先生の笑顔は今もすごく覚えています。
 二つ目の楽しみは…
先生のお宅のお隣の番犬にちょっかいを出す事でした照れ
三つ目の楽しみは…
帰りのパン屋さんでショソンオポム というアップルパイが食べやすくなってるみたいなのを買って食べながら歩く事でした。

今日はこの辺で、次回に続きます。

読んでいただきありがとうございました

彦根市のフルート教室“トリコロール”
吉岡由美でした*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*