≪微暗之火≫の配信予約が始まりましたね

配信も近いのかな??

と言うことで、予告が出た頃に掲載された雑誌を

翻訳しました

童瑶の部分は、

张新成のことを話している一部のみです

(すみません)

誤訳等あるかと思います。

ご了承下さい。

 

↓以前書いた(画像のみ)ブログ↓

 

 

 

 

FULLはこちら

 

 

ミレニアム·イヤーの日(1999年12月31日)、静かな小さな町で事件が起きた。
事件を目撃した人たちはそれぞれの言葉でその出来事を語る。
小さな町に生きる一人一人が、自分を見て、他人を見つめ、
それぞれ異なる視点を持っている。
孤高な少年と若いシングルマザーが他とは違う友情を築いていく。
物語はフラッシュバックを繰り返し、
人間性が少しずつ明らかになっていく……

童瑶と張新成にとって、《微暗之火》への出演は
新境地への挑戦だった。
サスペンスに出演したことのない童瑤は、
キャラクターの心理的な微妙な変化をどう臨み、
お陽さまボーイのイメージが根付いている張新成は
自身の行動基準を持つ周洛をどう演じるのか。
物語の表現も制作の精巧さも、チーム一丸となって
取り組んだ作品だ。

 

 

張新成との共演も楽しく、彼女は称賛した
「張新成はとてもいい俳優で、稀に見る成熟さがあり、
将来とても素晴らしい俳優になると信じている。」
張新成もまた童瑶を称賛した
「殴られたり、冬に泳ぐシーンが多く、必死だった。
彼女は僕に、‘自分を超えたい、もっと新しいことに挑戦したい’
と言っていた。」

 

 

 

 

张新成

厳しく,ゆっくり

 

張新成はずっと役柄において自分なりの試みと探求をしてきた。
彼の中には強情さがあり“厳しさ”の種がある。
張新成は、途切れることなく経験を積み、
極限まで最善を尽くしてきた。
今はペースを落とし、自分の役割をより慎重に考え、
社会的責任を担うことを学んでいる。

 

張新成の周洛に対する第一印象は“厳しい”だった。
「とても厳しい役柄で、明らかに堅忍不抜の心を持っている。」
気難しそうだが、心は優しい。
「少しトゲがあって、人を不快にさせることもある」
彼は、周洛はずっと待ち望んでいた役だと言う。
皆の張新成に対するイメージは、穏やかで、お陽さまのようである。
彼は自分の中に知られざる“そういう種”があると言う。
どうやってこのような役を演じるのかと聞くと、張新成は微笑んで
「心の中の悪を解放するんだ」と言った。
 

 

周洛の厳しさは内心の高慢さから来ている。
張新成は「彼には多くの鋭気があり、
世の中のルールの多くを受け入れることができない。
鋭気は、彼の心にも多くの傷を負わせた。」と言う。
何度も傷つき、周洛は一触即発の状態の(危うい)外見で
自分を自分を包み込むようになった。
「彼はこの世の習わしを鼻であしらい、
  ‘この世界のほとんどを軽蔑している’」
張新成によると、、学生である周洛は先生のある行動に対して
自分が不快に感じ、殴り合うことがあった。
世の中に対して自分なりの論理や振る舞い方を持っている人間は、
多かれ少なかれ、ある意味で“トゲのある人”だ。

張新成は周洛の論理的な一貫性を理解していた。
「俳優は共感以外に最も重要なのは感覚だと思う
たとえ役の多くのことに抵抗があったり、
気に入らなかったりしても、完全に理解し、
他人の論理を一貫させなければならない。」
生活の中で周洛のような人に出会っても、
張新成は相手の立場に立って理解することができる。

 

 

「本音を言えば、僕は周洛を尊敬している。」
張新成は言った。「なかなか面白い奴だよ。」
心の正義を最後まで実行し、苦難を恐れず
自ら身を滅ぼすような禍の中に飛びこみ奈落の底に落ちても、
自分が正しいと思うことを貫き通す周洛の性格に心を揺さぶられた。
「彼はとても勇敢な人だと思う。」
高い知性を持つ少年は同世代との共感が低く、
年上のほうが自分を理解してくれていると感じやすく、
年上の人に恋をするのも不思議ではない。

台本を繰り返し読み、できるだけ雑念を取り除いて徐々に役柄との
“共感”を生み出すことは、張新成の役への入り込み方だ。
周洛の心には鋭気があり、顔つきも鋭く、
減量は外見を役柄により近づけるための第一歩だ。
第二歩は髪を短く切り、張新成は鏡で周洛の姿を見た。
クランクイン前に、彼はスタッフとともにロケ地に入り生活を体験した。
張新成はよく一人で町を散歩し、役の服を着て歩く彼は
孤高な町の青年、周洛そのものだ。

 

 

最高の演技は、徹底的な準備をし落ち着いていることだ。
張新成は言った。「すべてのものは小さなディテールの中に秘められており、
平凡なディテールであればあるほど、演じるのが難しい。」 
彼は撮影時に演技の痕跡を減らすように心がけている。
「きるだけ自分らしく、きわめて繊細な反応で演じるようにしている」
周洛は山道を走り回ることが多く、張新成はこれを
“有酸素運動”だと冗談まじりにいう。
ある時、彼はうっかり足を挫いてしまい、“開き直って”
周洛が落ち込んでいる中で走り回って足を挫くシーンにアレンジした。
 

 

“僕は落ちこぼれじゃない”

若くて未熟な新人俳優は、無意識に演技の手順や構想を
思い返してしまうことがあるが、張新成も経験したことがある。
彼は運転を例に挙げ、ベテランドライバーは
クラッチとアクセルの順序を考えることはない、
なぜなら、それは既に筋肉の記憶として刻まれているから。
演技も同じだ。
今の張新成にとって、演技は自分を役に溶け込ませることが多い。 
モニターに映った違う自分の姿を見て、彼は正しいことをしたと理解した。

 

 

変化は決して容易ではない。
張新成は一定の期間ごとに自分の心を“責め打ち”
役ごとに全体を見渡すことに慣れている。
演技の最初の頃は、張新成は「どのくらいの感情を表現できるか」
「このシーンはどうすれば良く見せられるか」。
ということばかり考えていた。
徐々に、自分のペースを見つけ、“麻痺”も感じるようになった。
「麻痹とは、心を使っていないのに、心を使っていると感じること」
と張新成は説明する。
 

 

問題に気づき、彼は役を解釈する時、自分に問いかける。
“心に届いた?”
張新成はどの役も上っ面だけでなく魂があることを望んでいる。
「その場での反応をそのまま出すことが、最も真実で隙のない
理にかなっているもの。心が人を感動させる。」
時が経つにつれ、張新成は演技の審美的な変化を起こした。
「この人物を演技の状態に入り込ませるのと、
シーンごとに意図的に区別することの違いだ。」
あまり考えず、台本に基づいて演じれば、
役が自然と役者の心に入ってくるし、振る舞いが役そのもので
派手さを求めるのではなく、自然な状態になる。
彼はより多くの新しい役に挑戦したいと熱望している。
「刺激を求めて、面白いことをやりたい。」
彼は言った。「何か新しいことをしたい。」
 

 

優れた人を見ると自分も見習おうと思う という言葉のように、
張新成は共演者の優れた点を学ぶことに真剣だ。
「この仕事をやるべきなのか、本当にこの仕事をやりたいのか、
この2つには違いがある。」
彼は、俳優になって間もない頃、カメラの前で緊張した経験があると言う。
映画《教父/ゴッドファーザー》シリーズの全記録をまとめた本で
張新成はマーロン・ブランドも緊張することを知った。
「こんなにすごい俳優でも緊張するんだなって、ほっとした。」
彼は言った。
「僕はは普通だ、落ちこぼれじゃない、みんな同じだ。」


“前進するためにまず後退する”

子供の頃、張新成は俳優になると決意し、
ずっと自分を追い込んできた。
「僕はずっとどんな役でも応えたいと思っているし
どの役もうまく演じたいと思っている
 僕にとっては、すべての役が重要だ。」
張新成は言った。
役の一つ一つが積み重なって、上達させるはしごになっているが、
「どのはしごも平らではないので、登ってみないと分からない」
成功してもおごらず、失敗してもくじけない。

 

 

寒い11月から温かい春まで、《微暗之火》の撮影中、
張新成は江西省婺源(ぶげん)の小さな町で数ヶ月を過ごした。
彼は次第に都会の生活を忘れ、携帯電話を見ず、
トレンドワードに惑わされずに、おいしい農家の料理に
慣れていることに気づいた。
「僕自身はのんびりしたリズムが好きで
 頭の回転が速すぎる生活は疲れてしまう
 江西にいる時は何も考えずにいて心地よかった」
張新成はずっと勤勉で、“途切れることなく撮影に参加する”ことが
一時期彼の日常だったが、億劫になることはなかった。
張新成は言った
「衣食が心配な時は疲れを気にすることはない。」

 

 

ここ数年、彼は生活と演技にゆとりを持たせるため
“一歩引くこと”を考え始めた
「ペースを落とし、自分の頭にもっと考える時間を持たせる。
  前進するためにまず後退する。」

2022年、張新成が出演したいくつかのドラマは評判が良かったが、
依然として謙虚だ。「次の仕事をしっかりやって、
人事を尽くして、天命を待つ(できるかぎりのことをやり、与えられた宿命に従う)
 運が良ければいいな。」
張新成は自分の仕事に対して非常に現実的で、茫漠とした幻想ではなく
着実に前進するだけである。
新年には、俳優以外でより多くの責任を担うことを学び、
自分の社会的な影響力に真剣に向き合い、
より多くの若い人たちの手本になることを望んでいる。

《微暗之火》は优酷(Youku)で独占配信されます。お楽しみに!

 

 

 

 

 

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