ちゃお!
ご訪問頂きありがとうございます。
イタリアのふくらはぎ辺り
アドリア海近くの
小さな田舎町よりお届けします。
ここ数日急激に冷え込み
冷たい雨が一日降り続け
お空もどんより。
つられて気持ちもどんよりしがちな
でこしゃんです。
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さて、
私が住んでいる地域だけなのか
イタリア全体がそうなのかは
分からないのですが、
道が結構ぼこぼこなんです。
(アスファルトですよ、念の為)。
ここに住み始めたころ、
昔住んでいた東南アジアの
ラオスやカンボジアの都市部を
思い出して懐かしく思ったことが
ありました。
注: ラオスやカンボジアの田舎道にはさすがに負けます!
という訳で
ぼこぼこ道には割と耐性がある
と自負している私ですが、
雨が激しく降った翌朝は
昨日の夜、
隕石でも落ちてきたんですか?
と思うような
大きな穴が道路にあくのには
未だにびっくりします。
大雪の後はなんとなく分かるんです。
日本でも雪国では、雪解けの後にできた
道路の穴対策が大変だと
聞いたことがあります。
実際、昨冬は大雪が降り、
道路が穴ぼこだらけ。
駐妻さん3人でお茶をしに行ったら、
お二人が穴にはまって
パンクしてしまったことがありました。
途中で車が立ち往生しないか、
すぐに直してもらえるのかが
心配だったので、
(流しのタクシーがないので、
すぐ直してもらえない場合、
帰りの足がなくなってしまうんです)
念のため、タイヤ屋さんまで
ご一緒したのですが、
タイヤ屋さん、
大雪のため超大繁盛。
直さなきゃいけない道路が多過ぎて
予算不足で自治体が悲鳴をあげてる、と
言っていました。
風が吹けば桶屋が儲かる
じゃないですが、
雪が降ればタイヤ屋が儲かるんだねぇ
(因果関係が分かりやすすぎるかしら?)
なんて、その日の夜に
夫と話した記憶があります。
昨晩はなかなかの大雨。
そして今朝、
娘を幼稚園に連れて行っている時に、
昨日は全然なんでもなかった
(ように見えた)
場所に大穴出現!
あやうくハンドルを
とられそうになりました。
そして夕方、
娘のお迎えに向かう途中、
大きな穴があった辺りで
警察車両のランプが光っています。
事故でもあったのかなぁ?
穴にはまって
玉突き事故でもあったかしら?
みんなが減速して
じろじろ覗き込みながら通り抜けます。
………
するとそこにいたのは
警察官二人と
セメントか何かが入った袋を
普通車のトランクから出している
工事のおじちゃん二人。
何かと思えば
実に楽しそうに談笑しながら
袋の中身を流し込み、
穴を埋めていました。
え、圧力をかける
機械はいらないの?
袋に入った何かを
流し込むだけですか?
普段では考えられないような
穴埋めの対応の早さと
「その場しのぎ」的な対応に
驚きながら、
気を付けて帰りました。
雨が降る度、出現する
大穴。
毎回、穴があいた部分だけ
取り敢えず埋めるという
付け焼き刃的な対処ではなく、
もう少しね、もう少しだけね、
根本的な解決策が
あるのではないかなーと
一住民として常々感じております。
以上、現場より
大雨が降る度に感じる
オチもなにもない独り言を
お届けしました。
Ciao! ちゃお!