少しずつ少しずつ、
食欲や体力が落ちていって、
枯れてゆく。




そしてそっとその命を終えるのを、
それはそれでツライとは思うけれど、
そばでただただ、
見守ろうと思っていた。




マーちゃんが嫌だということはしないで。




マーちゃんの思うようにできたらいいって。






















なんか呼吸がおかしいと気づいたのは、

三が日も終わる頃。







これは放っておいてはいけないと思った。





正月も明け、

通常休診日を挟んだ1/5、

歩いて行ける病院受診。





マーちゃんの小さな胸に、

水が貯まっていた。





え、なんで?

なんでもっと早く気づけなかったんやろう。





マーちゃんはいつから苦しかったんやろう…。





皮下点滴と利尿剤を3日続けたけれど、

胸水はちっとも減らなかった。





処置も今後のことも、

そんなつもりはないとは思うのだけれど、

とてものんびりしてるように思えた。





マーちゃんは今、苦しいのに。





今、たすけて欲しいのに。















1/8(祝)、

しんどそうなマーヤに

ちょびっとパニックになりながら

100均に走り、

そんなことしてる場合じゃないのに

シリンジを探していた。





とにかく何か口に入れなきゃ!

と思ったらしい。





ハッと我に返り、

震える指で祝日に開いている病院を探す。





以前ボラさんに

『いい先生だよ』と教えて貰った病院が

やっていた。





本とにラッキーだった。















胸水を抜いてもらい、

原因を探る検査をしてもらった。





伝え忘れてウィルス検査をされたのは

余分だったけど。

マーちゃん人生3回目のウィルス検査。笑






心臓バイオマーカー(右)

右の●が左より濃いと心臓病の疑いがある





心臓に異常は無く、









抜いた胸水に膿や出血は無く、

癌細胞も見当たらないとのこと。

見えてるのはたくさんの白血球、

つまり炎症を起こしている





血液検査にも特に問題は無かった。












原因が解れば治療ができるのに。





特定できないまま、

昨日の朝再びマーちゃんの呼吸が、

苦しくなってしまった。





ロクに食べてないから

低体温になってきている。





今朝泣きながら病院へ走り、

胸水を抜いて貰った。





まだ月曜日に抜いたばかりなのに。















マーヤの身体で

なにが起こっているんやろう。












嫌がることはしたくないけど、

痛いとか苦しいとか、

そういうものは取り除いてあげたい。


























原因が解って治療できれば、

マーちゃんとまだ一緒にいられますか?





そう訊くわたしに先生は、





そうだね、

検査に異常も無いし、

まだまだ一緒にいられるよ





と言ってくれた。





だから、

諦めたくない。





泣いてばっかりいるけれど、

諦めたくない。





本とは頭のどっかで

理解してる気はするけれど、





もういち度マーちゃんの笑顔が、

見たい。














マーヤ、

マーマー、

まちこちゃん。





外で頑張ってきたマーちゃん、





わたしの可愛い、

ママンちゃん。

















また明日、

逢えるよね。





明日も明後日も、

逢えるよね。