前回書いた翌日は仕事が休みだった。




親子の様子を見に、
知り合いの職場に行く予定。




師と仰ぐお二方からのアドバイスを
朝から何度も何度も、
頭の中に浮かべる。




ああしてこうして、こうやって、て、
順序立てて。




いや今日はまだ捕獲はしないのか。




先ずは捕獲器に慣れる練習からだったか。




途中から頭がこんぐらがる。























捕獲の必需品、
捕獲器。




わたしは捕獲器が大の、苦手。
スキなヒトなんていないよね (*_*)




可哀想で怖くて、
心臓がばくばくする。
きっと誰だってそうだよね (*_*)




たとえばお母さんが入ったところを想像して、
もう涙が出そう。





















そんなこんなを思いながら、





まとまらない考えをまとめなければと、
考えれば考えるほど
思考は次々と色んなところに飛び、




知り合いの職場に向かう。






















今日はまだゴハンをあげていないと言う。




中庭 (のような所) で知り合いは、
カリカリの袋を大きく振って音を出す。




器に入れて窓を閉め、
気配を消す。














え?
今どこから来たの?




お母さんがスルリと現れた。




そして














2ヶ月子ちゃんも。




こちらが少しでも動いてしまうとすぐに、
隠れてしまう。




そうしてまたそろりと現れる。




繰り返すことどれくらいだろう、
もしかしたら今って、
チャンスなんじゃなかろうか?
という瞬間があった。


























2ヶ月子ちゃん、保護。










ケガ無く保護できたことに感謝



捕獲器の中でくるくる暴れて、
シャーシャー言って、



















いち番はじっこへ行って悲しんでいた。




震えてしまう手を押さえつけながら、
何度も何度も謝った。




ごめんなさいごめんなさい、
大好きなお母さんから離して、
本当に本当にごめんなさい。
























そしてお母さん。










あなたの宝ものを奪って、
本当に本当にごめんなさい。




こんなふうに、
こんなふうに奪ってごめんなさい。




赤ちゃんの所へ戻ってゆく後ろ姿を見て、
泣けて泣けて仕方がなかった。



















赤ちゃんがもう少し育ったら
また同じことをするのだと思うと辛くて堪らない。




そしてお母さん、




あなたにも怖い思いをさせなければなりません。




本当に本当に、
ごめんなさい。





















「絹ちゃんむしゃむしゃゴハン食べてる!」
お母さんは美しいから『絹(ごし豆腐)ちゃん』
と知り合いが命名




落ち込んでるわたしに少しおどけた調子で
言った知り合いの言葉が、




ほんの少しだけ、
慰めになった。












































もめん (豆腐)ちゃん・♂
保護時800g
たぶんかなりのシャイボーイあしあと



























miyokoさん、くるみるく姐さん、
どうにかこうにか出来ました、
ありがとう!!


チキンで泣き虫なわたしですが、
これからもイロイロイロイロイロイロイ……笑
よろしくねんラブラブ


しかしアレやよ、
捕獲にしろ譲渡にしろ……
ふたりに少しでも近付きたいなんて……
やっぱムリやわ!
図々し過ぎたわ!!笑
こんな臆病で弱虫毛虫で泣けてばっかで、
お話になりません。