毎日ブログを書くことを自分の決め事にしているのですが、

 

 今日は何を書こうかな〜と思っていましたら、

 

 ブレインストーミング のことを思い出しましたのでそのことを。

 

   ブレインストーミングという言葉は、ご存知の方が多いと思いますが、

 

 集団思考、集団発想法、課題抽出 のひとつの会議手法

 

 のことです。(Wikipediaより引用)

 

 例えば、色んな仕事上の問題や、社内的な改善事項だったり、

 

 お客様に向けたサービスについて考える時でも、

 

 ある一部の意見だけ反映されるのではなく、

 

 色んな意見を抽出して分類して、総合的にそこから出た

 

 思考をまとめ上げて、ある一定の方向性を

 

 出すことが目的。。。という定義だと私は考えております。

 

【ブレインストーミングの4原則】

 ①判断・結論を出さない(結論厳禁)

 ②粗野な考えを歓迎する(自由奔放)

 ③量を重視する(質より量)

 ④アイディアを結合し発展させる(結合改善)

 

 ・・・ブレインストーミングは、

 

 人の意見を否定せずに人智を結集

 

 するための手法であると言われています。

 

 トップダウンの割合が多すぎる会社ほど、

 

 社員さんが内気だったり、受け身だったりするので、

 

 何か問題課題があったら、

 

 司会=ファシリテーターと、書記を決めて

 

 ブレインストーミングを行うことをオススメします。

 

 また、特性要因図というものを作成した上で、

 

 ブレインストーミングを行うと、意見が整理しやすいです。

 

 (※特性要因図=取り上げた問題点に対してその

 

  原因を全員で提起し視覚的にまとめ、重要と

 

  思われる要因について的を絞って

 

  効果的に改善を推進していくための図

 

  で、フィシュボーン図(魚の骨)とも言われる

 

https://takuminotie.com/blog/quality/特性要因図/

 

上記のサイトに詳しく説明が記載されてありますので参照下さい。

 

 

  〜以前行なっていたやり方の例〜

 

 例)  品物でトラブルが起き、改善が必要な事項が発生した

 

   ものの、改善案として誰からも意見が出なかったことがあり、

 

   「これはいかん」と思い、

 

   大きい紙1枚と付箋とマジックと現場に持って行ったのでした。

 

   まず、大きい紙に魚の骨の絵を書き、

 

   魚の骨の頭の方に、改善したいこと=目的

 

   を書いて、皆んなにその場で少しでも改善できることが

 

   あれば単語でもいいので何でも書き出して欲しい、とお願いし、

 

   付箋に記入してもらいました。

 

   次に、意見を書いた付箋を、ジャンル毎に分類して

 

  (機械とかメンテとか作業工程とかそう行った分類)

 

   魚の骨が書いてある大きな紙の骨の部分に貼っていきました。

 

   その結果、ある程度、改善策のすり合わせができ、

 

   なんとかその後の目処がついた、ということがありました。

 

   おそらく推測ではありますが、

 

   「完璧に改善できるような対策を報告しなければならない」

 

   ので報告できない、と思ったのかもしれません。

 

   しかし、報告の1段階は  Better(より良く)でいいのです。

 

   

   この時は自己流で、突発的なブレーンストーミングを

 

   が行ったのですが、思うことがありました。

 

   

   きちんと改善について考えていても、

 

   意見を出す勇気が出てこなかったりする。

 

   

   もしくは本当に改善が思い付かなかった

 

   ということもあるでしょう。

 

 

   その際に切り込む際には、ブレインストーミングで

 

   付箋に書き出してもらい、こちらからも

 

   話しやすい雰囲気を作り、

 

   責めないようにし、全員で解決しようという

 

   雰囲気を作ることで、

 

   少し光がある方向に抜け出せることがある。

 

   そういう、正規ではないやり方ではありましたが、

 

   経営者の方やリーダーが、社員や部下から

 

   意見が出ずに頭を痛めている際には、

 

   ブレインストーミングと魚の骨などの手法を活用することで

 

   全員野球のような雰囲気が生まれるのではないかと思います。

 

   どんなに小さな職場でも、

 

   トラブルの責任を背負わされる、と思うと、

 

   非を認めなかったり、意見を言ったりすることを

 

   遠慮する傾向があるのではないかと思います。

 

   これはかなりの割合であることです。

 

   ただ、それぞれが連携して仕事は完成するものなので、

 

   失敗した人や部署を責めずに改善策を出して、

 

   前に進むという雰囲気を出していかないと、

 

   社員さんが凹むばかりですよね。

 

   普段から、そのような手法を使いながら、

 

   少しでも風通しの良い職場に

 

   していくのが良いと思ったりしております。

 

   現実には一足飛びに物事が良くなり、

 

   魔法の絨毯がどこかに連れて行ってくれる

 

   ことはないと思います。

 

   会社を良くするには、全員の知恵を結集して

 

   会社にとって最善の結論や判断の根拠となる

 

   アイデアをたくさん出していくことが、

 

   社風作りにとっても大事だと思います。

 

   ( 誤解のないように申しますと、

 

   もちろん会社にとって危急存亡の事態や

 

   スピード感を要する判断の際は、トップダウンは

 

   とても必要だし、当然だと思います )

 

  (私見的ですが・・・社内業務の失敗に対する改善のポイント)

 

   ■失敗を責めない

   ■ひとまずBetterな策を求める(完璧へはBetterから進む)

   ■会社(経営者・幹部)は社員全員がいてこそ成り立つ

    と心がける(感謝)

   ■仕事の知識やスキルなどの社員教育を行い予測不能な

    事態にも対応できるようにする(失敗を起こすことへの

    リスクヘッジ=職能能力向上)

 

   製造業に関することでしたが、ひとまずこんな感じでまとめました。

   心を整えて、怒りよりも冷静と感謝で。。。。人は変わらないのです。

   会社の仕組みを整えていくと経営者の方や幹部・リーダーの方が

   楽になっていきます。

 

 

   今日は最後まで読んで頂いてありがとうございました!!