心理学には様々な大先生がいらっしゃいます。
私が好きなアドラー大先生。
セルフカウンセリングにはもってこいです。
子育てにも、すぐに活かせる知恵をいっぱい授けて下さいます。
その中から、今日は、罰について。
『アドラー心理学への招待』より
罰は報復の一種。
大抵は罰する人のストレスの発散。
罰された子どもは、
権威ある者への挑戦を選択し、
自分の行動を隠すことを覚える。
厳しすぎる罰は、
子どもの攻撃的な行動を促すことがある。
罰することは、
力と支配が究極の武器だと教える。
しょっ中、罰されている子どもは、
恨みや怒りを抱き、しばしば、
自分には親を罰する権利があると感じる。
罰が体罰になってしまうと、
暴力的になったり、
しばしば虐待的になったりすることの
許可を与えられているかのようになる。
子どもだけではない。周りの人の、
不適切な行動の「償い」に罰を用いることは
怒りの発散であり、
独りよがりの方法でしかない。
私がなるほどなぁと感じるのは、
「親を罰する権利があると感じるようになる」
というところ。
罰は罰を生み、
暴力は暴力を生む。
アドラー心理学では
罰に対して、論理的結末を教えてくれます。
それはまた次回に。
今日も最後まで読んで下さいまして
ありがとうございました。
またのぞきにいらして下さいね。