クインケ浮腫：Quincke's edema

こんばんは

多久市のうめず歯科口腔外科医院の梅津です

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http://umezu-dent-oms.cihp.jp/

１２月の無料口腔がん検診・無料歯科検診のご案内、および、１２月の休診日および年末年始の休診日のご案内を更新いたしております詳しくは、当医院公式ホームページをご覧ください

なお、下記の診療日は、診察時間の変更がございます。予め、ご了承ください。

１２月２６日（土）

院長が、研修会『歯誠会』の会合に出席のため、１３時までの診察となります。

１２月２８日（月）～３０日（水）

年末診療体制につき、１６時までの診察となります。この期間は、診療スタッフの減数により、平常の診察日よりも、大幅にお待たせすることが予想されます。早めのご来院をお勧めいたしますとともに、余裕を持ってご来院ください。

☆年末年始の休診のご案内☆

１２月３１日（木）～１月３日（日）の間、休診させていただきます。

病院まちねっとに、当医院を紹介していただいております

公式サイトやブログとは違った切り口で、私の当医院への思い、スタッフさん方への思い、そして壮大な夢なんかも熱く語っていますので、詳細は、こちら からどうぞご覧ください

先日、突然顔が腫れあがる、『クインケ浮腫』と呼ばれる蕁麻疹を起こしちゃいました

この、クインケ浮腫は、1922年にドイツの内科医クインケによって発見された、血管性浮腫とも呼ばれる蕁麻疹の一種で、突然、体の一部に浮腫（むくみ）が生じて腫れあがる病気で、まぶたや唇によく見られます血管運動神経の局所的興奮によって、毛細血管の透過性が亢進し、組織間隙に血液成分が漏れ出して起こむくみと言われています

原因は、不明な事が多いのですが、現在の研究により、後天的な要因（食べ物や薬剤に対するアレルギー反応、温熱、寒冷、振動、外傷、感情的ストレス日光などの物理的刺激による血管性浮腫）と先天的・遺伝的な要因（C1インヒビタータンパクの欠損や機能異常）で起こることが分かって来ています

治療としては、まず、原因物質を除去し、抗ヒスタミン剤（H1ブロッカー）や副腎皮質ホルモン剤の投与、遺伝性血管性浮腫の場合は、C1NH補充療法を行います

この反応は、数時間～数日間で速やかに消失しますが、口腔粘膜や咽頭粘膜、消化管粘膜に浮腫が及ぶ場合は、気道閉塞に進展する場合があるので、早めに医療機関（救命救急センター、内科、アレルギー科、耳鼻咽喉科、口腔外科）を受診する必要があります

私の場合は、恐らく、寒冷刺激による、後天性の特発性血管性浮腫であったと考えられましたので、当医院で抗ヒスタミン剤を投与し、経過観察を行っておりましたら、翌日には消失いたしました当日の夜はかなり冷え込んでおりまして、会合があったため、暖房を効かせた車で行きました車を降りて、冷気に触れた後から、急にまぶたから頬から唇にかけて、急速にむくみ腫れてきましたので、『あっ、クインケ浮腫を起こした』と感じました何とか会合を終えてから、当医院に戻り、治療を行い、無事に治りました