【生活保護受給者】に対する【金融機関・預金口座の全国一括照会】問題・・・ | 梅園周オフィシャルブログ「僕に語らせてください!」Powered by Ameba

【生活保護受給者】に対する【金融機関・預金口座の全国一括照会】問題・・・

大阪維新の会

大阪市会議員

阿倍野区選出の【梅園 周(うめぞの まこと)】です。


 

 

 


2月6日の参議院予算委員会で、


問題として取り上げられました、


【生活保護受給者】に対する、


【金融機関・預金口座の全国一括照会】問題。





これは、大きな問題であると思います。





生活保護費の不正受給を防止する為、


厚生労働省が、


金融機関に【預金口座の全国一括照会】を要請しているのに対し、


地方銀行は前向きであるが、


都市銀行が難色を示している事が判明し、


問題となっております。





生活保護の認定は、


家庭訪問による生活状況の調査などの他、


資金、収入の調査も行われますが、


金融機関は、


申請者の居住自治体周辺しか照会に応じていないのが現状。



これは、


生活保護法29条で、


資金、収入の調査の為、


金融機関に照会できる事を定めているが、


金融機関に対して照会を義務づけていない事によるもの。






これを悪用して、


居住自治体から離れた場所に口座を作っていれば、


捕捉されることなく、生活保護費を不正に受け取る事が出来てしまう。


これが現状なのです。






生活保護世帯の急増の背景は、


この様な不正受給の拡大も、


要因の一つであると思います。





今後、


上記にある生活保護法29条含めた、


制度自体の見直しをしっかりと進め、


生活保護費の不正受給防止が、


徹底される事を望みます。





私も、大阪から、


不正防止の為、


「正直者がバカをみる」という事になり、


モラルハザード(倫理観の低下)を招かない為にも、


しっかり取り組んでいきたいと思います。