『大阪市立近代美術館整備事業』関連の視察・・・ | 梅園周オフィシャルブログ「僕に語らせてください!」Powered by Ameba

『大阪市立近代美術館整備事業』関連の視察・・・

大阪維新の会

大阪市会議員

阿倍野区選出の【梅園 周(うめぞの まこと)】です。


 

 



今週は、以前にもブログに書きました、

http://ameblo.jp/umezono-makoto/entry-10983043974.html


『大阪市立近代美術館整備事業』に関連し、


数々の施設を視察してきました。





【大阪市立東洋陶磁美術館】

http://www.moco.or.jp/


世界的にも有名な東洋陶磁の宝庫「安宅コレクション」を、

住友グループ21社より寄贈され、1982年に大阪市が設立した美術館。

その後、在日韓国人の李秉昌(イ・ビョンチャン)氏から、

多くの韓国陶磁が寄贈され現在に至る。

国宝に指定されている油滴天目の茶碗、飛青磁の花生の2点と、

青花蓮池魚藻文の壷や青磁の童女形水滴など重要文化財13点を含む、

約4000点の館蔵品は、東洋陶磁器のコレクションとしては世界一級。



【国立国際美術館】

http://www.nmao.go.jp/index.html


1970年万国博覧会開催のときに建設された万国博美術館を利用し、

30余年にわたって国内外の作品を収集・保管・展示を行っていたが、

老朽化を機に、2004年秋、中之島にリニューアルオープンした、

現代美術を収集・展示する博物館。

地下3階(一部地上1階)の完全地下型の新美術館では、

一部の作家(セザンヌ、ピカソ、エルンスト、藤田嗣治、国吉康雄ら)の、

いくつかの作品以外は、戦後の現代美術作品を数多く収蔵。

毎月、さまざまな展示会を開催したり、講演会、シンポジウム、

ギャラリートークなども常時行っている。

建物の外観は、竹の生命力と現代美術の発展・成長をイメージして、

デザインされたもの。

設計は、マンハッタンのバッテリーパークにある

「ワールドファイナンシャルセンターとウィンターガーデン」などを手がけた、

アルゼンチン生まれのシーザー・ペリ氏。



【大阪市立科学館】

http://www.sci-museum.jp/


「宇宙とエネルギー」をテーマに、

200もの体験型展示やサイエンスショーなどを行っている。

なかでもプラネタリウムは、直径26.5mもの世界最大級のドームスクリーンに、

天の川を35万個の星として表現するなど、

リアリティを追求した星空を投影している。

また、6台のプロジェクタから全天に映し出す映像は迫力満点。

2008年7月にリニューアルした展示場は、「本物」の資料を多く展示。

大人気の実験装置もバージョンアップし、

大人も子どもも楽しみながら学ぶことができる。



【大阪市立美術館】

http://www.osaka-art-museum.jp/


昭和11年(1936)、天王寺公園の一角に開館した美術館。

もとは住友家の庭園つきの本邸だったが、

美術館建設を目的に大阪市に寄贈された経緯がある。

館内は設立当初の本館と、後に新設した地下展覧会室と合わせて、

地上3階・地下2階からなり、

本館陳列室では特別展覧会や常設展示を開催している。

常設展示では、日本、中国の絵画・彫刻・工芸など約8000件を超える収蔵品と、

社寺などから寄託された作品を随時陳列しており、

なかには国宝や重要文化財に指定された作品も多い。



【大阪歴史博物館】

http://www.mus-his.city.osaka.jp/


1350年余りの歴史を刻む難波長柄豊崎宮跡の上に、

NHK大阪放送会館と共同で建設。

遺跡を保存・活用し、40年間大阪城の本丸にあった大阪市立博物館を継承し、

大阪の歴史を研究・紹介していくために2001年に開館した。

館内は、地下に難波長柄豊崎宮の遺構。

2階に歴史に関する情報を集めた学習情報センター「なにわ歴史塾」。

6階には特別展示室。10~7階にかけてグラフィックや映像、

情報端末などで大阪を4つの時代・角度から紹介する常設展示室となっている。

とくに、10階の展示会では、直径70cmもある朱塗りの円柱が立ち並ぶ、

奈良時代の難波宮の大極殿を原寸大に復元している。




 

 

 

それぞれ個々の施設として、


教育・文化継承・文化発信という役割を果たしながら、


運営されています。


まだまだ改善すべき点、課題の多い施設もありましたが、


活気のある施設もありました。


施設は、人の力で魅力が生まれる事、


モチベーションのあり方で、大きく変化する事を改めて感じました。



『大阪市立近代美術館整備事業』・・・


存在そのものの是非が問われる中、


《中之島=文化と芸術を堪能できるエリア》の一施設となりえるのか・・・



今後もしっかりとした検証・検討、更なる議論が必要と感じました。