ラ•ノーバ
ラバーズコンチェルト
ダンディズム、、、
レビューもショーも大好き!!

レビューとは伝統的なもの、ショーとは近代的なものであることを最近知った。90年代から観劇してきてようやくそれぞれの意味を知り、またタカラヅカが好きになる。

あの時代、1993年に大好きになった花組のレビュー、ラ•ノーバ。そして名場面のひとつであるカプリチョーザ。時を超えた2022年。宙組のショー、カプリチョーザで、蘇ったひとときを過ごした私は、一瞬で29年前にタイムスリップをして唸った。私を含め、どれだけのタカラヅカファンが唸ったであろうか。それを2024年の今になってようやく、綴ろうと思えるまで理解が深まってきた。

クラシカルとモダンが共存する世界。その巧みな演出力は、タカラヅカが絶えず愛される理由のひとつだろう。

お芝居とショー(レビュー)の2本立てが基本スタイルであるタカラヅカ。お芝居の再演は分かりやすいが、レビューとショーだからこそ身に染みてタカラヅカを感じることができる。屈指の楽曲やダンス、舞台演出や衣装の数々は、ファンにとって、なくてはならないものである。

星組のBlu-rayをBGMにしながら、この想いを書き綴っていると、あることに気づいた。まさしくこの現象は「この香りなぜに心乱す、それはシンドローム。この香りなぜに愛しい、それはシンドローム」なのだと思った。(レビュー•シンドローム VIOLETOPIA(2024)主題歌) 確かに、ファンの状態とは"シンドローム/症候群"なのだ。

秀逸な歌詞はいかにして生まれるのか。魅力は深まるばかり。