先日大船渡へ行きますと書いたきり
そのままになってしまったのですが、
日程がきまりました。
その前になぜ、また福島ではなく、岩手の大船渡なのかと聞かれたので、
その経緯を。
本当は次もまた福島科、僕の恩人石ノ森章太郎先生のふるさと石巻にいくはずでした。
それが、今月の初めのこと
実は僕の劇団のツアーバスを運転してくれている運転手さんが
運転手の仕事だけじゃなく、もう一つ盲導犬や救助犬の仕事もしていて、
岩手県の大船渡に行ったんです。
そこで、現地の様子を見て、避難所にある程度物資はとどいているものの
野菜が全然なくて、
子供がたくさんいる保育園では、近くの避難所の余った野菜をもらっているという話を
愛知県での僕のツアーの時話してくれました。
そして、近くの老人ホームのおばあちゃまに「俺、梅沢さんの運転手やってるんだ」
と言ったら、「一目会いたい」といっていたそうで・・・・・・
もう、もう、そう聞いたら矢も楯もたまらなくなって!
すぐにその場で避難所に「行きますから!」と電話してしまいました。
野菜を探し回って、何とか形がつきそうなので21日の夜、番組の収録がおわったらそのまま
大船渡に向けて出発します。
でも、個人で野菜ってなかなか難しいもんだと実感。
ただでさえ流通がないのに(得に葉物野菜)ある程度量を確保しなくちゃならないし・・・・
買占めに走るわけにはいかない。
そうだ!!本当は大丈夫だといわれても、風評で売れなくて困っている茨城や福島の野菜を持って行って炊き出しし
僕もその場でモリモリ食べよう!そう思って探したのですが、つてがなくて手に入れられませんでした。
困って「長野なら野菜があるかも」と単純に考え、
長野にいるうちの叔父を通じて長野の野菜市場のかたに交渉したら
なんと、「そういうことなら」と野菜を売ってくれることになり、そのうえ
僕がそう考えていると知った青森のセイホウさんという会社とふかうら開発さんが
「何かしたいと思っていたので」と、野菜をあつめてくださいました。
ほかにも会社の商品を提供してくださったり、福井の知人も物資を集めてトラックで合流しますといってくれたり、
僕一人では無理だったかもしれないけど、
こうして支援の輪が広がるってありがたいとしみじみおもいます
炊き出し用の大なべを借りたり、ほかにもいりそうな物資を探したり、
事務所の人間も頑張ってくれて本当に感謝です
まだ準備をしているところなのでまた詳しいことは改めて皆様に報告します
とりあえずご報告まで。