初読みの作家さんです。
タイトルに惹かれて手に取り、
裏表紙の内容紹介を読んだ時には、
珍しい職業を面白おかしく、
コメディー調で描いている作品なのかな?
と思いました。
ですが、それは大間違い。
取り上げられる5つの職業は
確かにマニアックで馴染みのないものばかり。
でも言われてみれば
「そりゃ、そういう仕事もあるよね」と
思えるものばかり。
職安で紹介される仕事を、
契約満了まで勤めるものの更新をせず、
次々に職場を移る主人公ですが、
自分の中に感じるほんの少しの違和感。
それに従った結果であって、
決して短期だとか、
忍耐力がないとかではありません。
その証拠にほとんどの職場で、
契約更新を打診されてますし。
違和感を感じるたびに、
新卒で勤めた職業について改めて考えていて、
色んな仕事や業界を転々をすることで、
自分の価値観と向き合っていたのかもしれません。
それにしても、
職安の相談員・正門さんが
とってもいい味を出してます。
こんな人と出会えるなら、
職安という場所も一つの縁なのかもしれませんね。
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