「内容紹介(文庫本/裏表紙より)」
 

堀川次郎、高校二年で図書委員。
不人気な図書室で同じ委員会の松倉詩門と

当番を務めている。
背が高くて顔もいい松倉は目立つ存在で、

本には縁がなさそうだったが、
話してみると快活でよく笑い、

ほどよく皮肉屋のいいやつだ。
彼と付き合うようになってから、

なぜかおかしなことに関わることが増えた。
開かずの金庫、テスト問題の窃盗、

亡くなった先輩が読んだ最後の本ー


青春図書室ミステリー開幕!!

 

 

著者の米澤穂信(よねざわ・ほのぶ)さんは、

1978年、岐阜県生まれ。


2001年『氷菓』で
第5回『角川学園小説大賞奨励賞

(ヤングミステリー&ホラー部門)』を

受賞しデビュー。

 

 

 
図書委員の高校生二人組が
本と鍵にまつわる謎に向き合う
連作短編集です。
 
高校が舞台ということで、
かなり世代が離れてしまっている私には
ちょっとキツイかな?と思ってましたが、
そんなことは全くありませんでした。
 
二人の関係性というか
距離感がとても良く、とても好きな世界観。
あれだけの観察力と洞察力は
大人でもなかなかいないと思いますが、
感受性豊かな年代だからこそなのでしょうか。
 
殺人事件こそ起こりませんが、
思わずゾクっとするような
ダークな部分もあり、
続編も楽しみな作品です。
 
 
 
 

 

 

 

 

 

 ↓↓  よろしければ、クリックしてくださると嬉しいです。

 

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村

 

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村