表題に書いている保育の心理学について、私が行っていた勉強方法をお話ししようと思います。

 

この試験は、私を最も苦しめた科目でした…最初から最後まで向き合った科目でしたね。

 

ちなみに点数の遍歴はどんなものだったかというと…

1回目 50点

2回目 55点

3回目 45点

4回目 65点

見てわかる通りすごいスレスレで合格したんですよね…3回目の時が一番点数が低かったのですが、試験問題を見たときに勉強している筈なのにわからなさすぎて心が折れた記憶があります。

 

私が4回受けて心理学を難しいと感じた理由は下記の3つです。

①日本語の特有の言い回しによる混乱

②心理学者の幅の広さ

③複合的な問題による混乱

 

特に心理学は保育士試験の一番最初に受ける科目で緊張度合いというのが他の科目に比べると感じ易いです。

私は全試験通して心理学は正直見直しする時間が一番短い科目でした…それくらい緊張したんですね。

 

第一回の試験の記事にも書いたのですが、1番初めに受けた心理学はとにかく?でした。

今思うと1番の理由は③だったと思います。

私が受けた最初はR4年前期だったのですが、この時は福祉科目を一切勉強していませんでした。

そのため福祉系を絡めた問題は一切わからなかったんです。

この時に難しさを痛感しました。

 

では第2回からはその失敗体験や難しさを感じた理由を少しでも打破するために講じた策はなんだったのかなんですが、1番行ったことは「出題傾向の高い心理学者と提唱理論を把握すること」です。

 

近年で見かけやすいのは、ピアジェ、ボウルヴィ、ブロンフェンブレンナーなどでしょうか。

特にピアジェは押さえておきたい心理学者の一人ですね。

私は覚えることが苦手だったので、発達段階など図解できそうなものは絵を描いて覚えていました。

手順としては、テキストを読む→図を自分で書く→再度テキストを確認するという感じで。

他には単語帳アプリをを利用して表面に理論、裏面に提唱人物を入力して隙間時間に見ていました。

 

そして心理学は複合的な問題も出題されます。

心理学だけではなく、発達障害と絡めやすい子どもの保健だったり、保育所保育指針から多く出題される保育原理なども押さえていきたいところです。

 

一通り勉強したら過去問を解くと思うのですが、心理学は他の科目と比べて丁寧に読むことを心掛けていくことが大切だと思います。

心理学は言い回しが日本語らしいと言いますか、ストレートに聞いてきません。

遠回しに、日本語特有のちょっと捻った表現をしたりします。

問題文の大切なところに線を引いてマークをして、選択肢と照らし合わせる、私はこれを癖付けて問題文を読むようにしました。

問題文を丁寧に読む癖をつける、これが大切だと思いました。

 

上記のことを中心に色々な勉強方法を試して、ギリギリで合格することができました…😓

元々心理学は大学で少しだけ齧ったことがありましたが、その知識が通用せず、最初から勉強し直しをして最初から最後までずっと勉強し続けていました。

ある意味最初の難関であり、私にとって1番の強敵でした。

 

最後に保育士試験の専門書ではないのですが、心理学者のことがわかりやすく絵で仮説してあり、図書館で偶々発見して何度も借りた本をご紹介しておきます。

私のように理論が文章だと理解しにくいという方にはオススメです。

実はこの本に載っていて、自分が持っていたテキストには載っていなかった心理学者が試験問題に出たことがあったんです。

普通の読み物としても面白いので息抜きに読んでみてはいかがでしょうか。