東京都住宅局の境界石です。
かなり立派ですね。角が欠けにくいように面取りしてあるのですが、境界点だけは面取りしてありません。誤解している方が多いのですが、境界石と境界点の関係は以下のようになっています。
矢印があるときは、その矢印を石の側面まで延長させた箇所が境界点というわけです。
それを考えて住宅局の境界石を見ると、なんとも気のきいた心配りだと思えます。
都道、都立公園、都有一般財産などなど、それぞれに都石がありますが、ここまで考えて作られた境界石は初めて見ました。これを予算の無駄遣いと考える人もいるでしょうが、都民の共有財産を管理する上で必要な経費だと私は思います。
昨年度予算で、都住宅局の境界確定を弊事務所でやったのですが、最近は空中で越境しているガスメーターや窓の防犯フェンスなども越境確認書を取り交わすようになりました。
都有地は都民の財産ですので、この取扱もしっかりしていていいですね。
余談ですが、東京都の計画道路で最後まで立ち退かないのが都営住宅だと都職員から聞きました。
同じ都の政策なのだから横のつながりを良くして、効率的な政策の実施をしてもらいたいと思います。
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