人は持って生まれた気質があります。
育てやすい子もいればちょっと育て
にくい子もいます。
赤ちゃんの時から個性はあります。
ぐっすり眠ってくれる子。
寝ぐずりの激しい子。
大人しい子、活発な子。
息子はちょっと育てにくい子でした。
以前習い事のことを書きましたが↓
息子が幼稚園の頃、武道を勧められました。
サッカーとか集団でやる競技ではなく
個人でできるもの、精神を鍛える武道が
いいと思う。と助言頂きました。
既にその時、スイミングと体操教室は
通っていて、武道の精神は息子に
必要ではないかと考え、空手を習わせる
ことにしました。
空手は型よりも組手重視の極真空手に
週3日、試合含めると週4日、
習い始めました。
空手は嫌がりました。
最初の頃は毎回泣いていました。
スイミングは3年間通っても20級から
進級することはありませんでした。
体操教室も全く運動能力は上がりません
でした。
空手の組手は最後まで嫌がっていましたが
型は進級していきました。
進級すると帯の色が変わって
息子は嬉しそうでした。
小学校一年生で不登校になったとき
全ての習い事をやめました。
子どもためと思ってやらせた習い事。
子どものためではなくて 私が
「できない事でいじめられたら
いけない」そして
「普通」にこだわっていました。
子どもの個性を受け入れる、
と思っていても「普通」
みんなが出来ることはできて欲しい
という気持ちはありました。
息子は逆上がりもできなかった
ですし、自転車も乗れませんでした。
ボールを視線の先に投げることも
蹴る事も受け取ることもできなかったです。
不登校中通ったフリースクールは
体育の授業もありませんでした。
ですが身体を動かすことは大切ですので
外で思いっきり遊ぶ時間は毎日ありました。
不登校になって、出来ない事を
無理にやらせようと思わなくなりました。
本人は運動能力が低いことは自分で
認めています。
そして
出来ないことも沢山あるけど
出来ることも沢山ある。
それが自分だと言います。
読んで頂きまして
ありがとうございます。
