みなさま、お久しぶりです!

うめぞうでございます('ω')ノ

 

 

 

 

 

この二か月間いろいろあり、

ブログを更新できずにいました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

娘の職場のことは

前に少しだけ書きましたが、

ここでだけあの日のことを書き残そうと思います

長くなると思いますが.......

 

 

 

 

 

 

 

娘が退職したこと

退職するまでの経緯

 

 

 

 

 

 

 

 

 

娘は上場企業ではないにしろ、

数年頑張ればやりたかったデザインの仕事ができる企業に

就職しました

 

 

 

 

最初の職場は、「現場で学ぶ」と言うことで

とある閑静な街並みにある、和を基調にしたカフェ、

上司は二つ年上の若い女性

 

 

 

 

 

彼女は初めて店長に昇格したばかりの

方でした

 

 

 

 

 

 

4月半ば、緊急事態宣言が発動され、

一か月半ほど自宅待機

 

 

6月、やっとカフェも再開し、

みな遅れを取り戻そうと頑張っていたと思います

 

 

 

 

 

娘も早く仕事を覚えようと必死でした

 

 

 

 

 

7月、

娘は出勤時間が近くなると

ため息をつくようになりました

 

 

 

 

 

徐々に過食嘔吐を朝方までくり返す日が増え

「行きたくない.........」

と毎回口にするようになりました

 

 

 

 

 

 

帰宅時は疲れ切って、

まともに話ができないほどでした

 

 

 

 

 

その頃からじわじわと精神的に

追い詰められているのが分かりました

 

 

 

 

 

店長のパワハラが原因でした

 

 

 

 

 

職務の範囲を超えた言動の数々......

 

 

 

 

仕事で分からないことや、業務確認のために聞いても

「前にも言ったよね?

何回も教えたくないんだけど!」

 

 

 

 

 

ある時は表情や性格を否定され

 

 

 

 

ある時は自分の失敗は棚に上げ

娘の失敗は言及され

 

 

 

 

業務連絡も店長本人がしてなかったのに

出来てないからと注意され

 

 

 

 

 

店長の仕事を手伝おうとすれば

「いいから!!!」

ときつい口調で言われるから

そうなのかと手を出さないと今度は

「手伝って欲しかったのに」

 

 

 

 

 

ある時は

釣銭が足りるかどうかの返事が気に入らなかったから

レジをこれ見よがしにバーン!!

 

その時の言い訳が「生理だったから」と......

 

 

 

 

 

その後も、忙しくなるとイライラし始め

あちこちをバーン!!!

 

 

 

 

 

ミスして謝っても

「意味わかんない!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みかねて私は娘に退職を勧めました

しかし、娘はうんとは言いませんでした

 

 

 

 

 

退職したくてもできない

社会人だから責任がある

今辞めたら何て言われるか

周りのみんなは頑張ってるから

怖くて言えない........

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある日、些細なことで私は娘と喧嘩してしまいました

気が付いたら娘は2階から飛び降りてました.......

それ自体は大したケガも無く、その時点ではホッとしてました

 

 

 

 

 

私は少し冷静になるために

一人で近くの公園に出ました

 

 

 

 

一時間もしないうち部屋に戻ると

娘の洋服が散乱し、

テーブルの上にメモがありました

 

 

 

 

「家族みんな大好きだよ。

 おかあをよろしくね。」

 

 

 

 

 

頭が真っ白になりました

私は慌てて娘を探しに飛び出ました

 

 

 

 

 

近所に飛び込みの多い踏切があります

真っ先に向かおうと思いましたが

その真逆も見える範囲で確認しようと

振り返ると...

 

 

 

 

 

居た!

良かった............!!!

 

 

 

 

 

見知らぬ男性に抱えられるようにして歩く

娘がいました

 

 

 

 

男性はウォーキングの途中で

様子のおかしい娘を見付けてくれ、

アパートまで送ってくれる途中でした

 

 

 

 

 

私は男性に感謝とお礼を言い、

フラフラな娘の腕を肩に背負い

何度も転びながらやっと玄関まで連れ帰りました

 

 

 

 

 

娘はふらつきながら

 

「飛び降りられそうな高い場所を探してた」

「最後だからきれいな格好しようと思った」

 

と話してくれました

 

 

 

 

だから洋服が散らかってたのか.....

 

 

 

 

 

玄関をあけて部屋に入るなり

娘は意識を失って倒れました

 

 

 

 

パニックでした

慌てて救急救命士の兄に連絡し、

すぐに救急車を呼ぶようにと指示してもらい

やっと119番しました

 

 

 

 

 

間もなく救急隊の方が来てくれましたが

娘は意識を失ったまま病院に運ばれました

 

 

 

 

 

 

まだ朝の7時前でしたが

私はとにかく職場に連絡しなければと

娘のiphoneから職場の上司と思われる連絡先を

必死で探しだし電話をしました

 

 

 

 

 

 

 

意識が戻った時、

娘が安心できるようにしておかなければと

思いました

 

 

 

 

 

店長はコールしても出ませんでした

まさかこんなことになってるとは思いもしてないでしょう

まだお休みだったと思います

 

 

 

 

 

次に店長の上司であるエリアマネージャー

(名前は聞いたことがあった)に連絡、

彼女はすぐに出てくれて事情を説明しました

 

 

 

 

 

説明してる私自身が話しながら少し冷静になり

現実を受け入れはじめ、

話しながら涙が止まりませんでした

 

 

 

 

今も文章を考え打ち込みながら

こみ上げてくるものがあります

 

 

 

 

 

事を把握したエリアマネージャーは

「こちらのことは私が責任をもって対処しますから

安心して娘さんのことを第一にしてください」

と言ってくれました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どのくらい経ってからでしょうか....

看護師さんに意識が戻ったと呼ばれ、

救急の治療室に入った娘の元の通されました

 

 

 

 

 

意識がはっきり戻ったというよりは

朦朧とした状態でした

 

 

 

 

朦朧とした意識の中で娘は泣きながら

「ごめんなさい、ごめんなさい」

と繰り返してました

 

 

 

 

私は娘の手をにぎり、撫でながら

「大丈夫だよ、大丈夫だから」

と言いました

 

 

 

 

目を腫らしてもがく娘が

不憫なのと愛しいのと同時に

こんなに苦しんでる娘に追い打ちをかけてしまった

自分に腹が立ち情けなくなりました

 

 

 

 

 

 

今考えると....

娘の辛さをを分かってるつもりで

せめて家の中だけは楽にさせてあげたいと

気を張りすぎていたのかも知れません

 

 

 

 

 

私は努めて明るく、元気にしてなければと

無理して逆にストレスになっていたんだと思います

 

 

 

 

 

あの日娘に「我がままだ」と言ってしまった

それは社会的にではなく、家の中での意味だったけど

娘にはとてもショックだったんだと思います

 

 

 

 

 

 

 

その日娘は入院することになりました

 

 

 

 

娘はICUに入り、

コロナのこともあるので面会できないとの

ことでした

 

 

 

 

 

入院の手続きなどの説明が終わると

担当の看護師さんが

「さっきより意識がはっきりしたし、5分くらいなら」

とベットまで案内してくれましたが

泣き疲れたのか今度はぐっすりと眠ってました

 

 

 

 

ずっと寝不足で連勤していたし、

休みの日も朝からミーティングだと

サービス出勤してたから疲れたんでしょう

 

 

 

 

 

看護師さんは起こそうとしてくれましたが

寝かせてあげてください、明日また来ますと伝え、

知らない道のりを一時間ほど歩いて帰りました

 

 

 

 

 

 

アパートのすぐ側まで来たあたりで娘のiphoneに

電話が入り、受けてみると店長からでした

 

 

 

 

 

普段からパワハラ話は聞いていたので

心中穏やかではなかったのですが

「私のせいでストレスを与えてしまった、申し訳ない」

と言ってくれた事と、後々のことも考え穏やかに

話しました

 

 

 

 

 

娘の傷が癒えるまで休職していいという事

復職したければいつでもできるという事

店長自身がまた一緒に仕事したいと言ってくれた事

 

 

 

 

彼女のパワハラは

娘にだけではないことも聞いていたので

これを切っ掛けに少しは職場の環境も

良くなるかもしれないと思い、

こちらからは急なことで迷惑を掛けることを詫び、

私からは一つだけお願いをしました

 

 

 

 

 

明日娘のもとへiphoneを持っていきます

お手間をおかけして申し訳ないのですが、

店長の方から今私と話したことを簡単にLineでいいので

送ってあげてくれませんか、と。

 

 

 

 

 

それに対して店長は

勿論です!分かりました、送りますね。

そう約束してくれたので、

そのLineを見たら娘は戻るかもしれないなぁと

さえ思いました

 

 

 

 

 

次の日、彼女からのLineは来ませんでした

その次の日も。

 

 

 

 

 

私はこんな無責任な人の元に戻すわけにはいかない、

戻さないと決めました

 

 

 

 

 

 

 

 

成人した子供のことに

首を突っ込むのは甘やかし過ぎだと思われるかも

知れません

 

 

 

 

でも長年鬱と生きてきた私だから

分かることもあると思います

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

娘はバスケを小学校から高校まで続けました

特に中学の時、地元では強かったので

練習もかなりハードなものでした

なのでスタメン以外は高校では違う部活に入る子が

ほとんどでしたし、娘もバスケ部には入らない

つもりでいました

 

 

 

 

でも先輩の熱心な誘いもあって結局バスケ部に

入部することになしました

辛くて辞めたいと何度聞いたことか.....

 

 

 

 

 

私は辞めることも続けることも反対はしませんでした

どちらか決めるのは娘。

 

 

 

 

娘は辞めませんでした

一つ上の先輩方が引退し次のキャプテンを決める時、

意外にも娘自ら申し出て、みんなからも応援をもらい

キャプテンになりました

 

 

 

 

新一年生がたくさん入って、中には癖のある子もいて

キャプテンになってからもたくさん苦労していました

でも最後までやり通しました

延べ9年間バスケをやり抜いたのです

スポ少時代の同級生は誰一人残っていませんでした

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな娘だからこそ、

今だからこそ親の出番だと思いました

これ以上続けたら娘の心は壊れてしまう

私と同じ地獄は味わせたくない

 

 

 

 

 

 

 

 

運ばれた翌日、娘の元へ行くと

意識はすっかり戻り退院しても良いとのことでした

 

 

 

 

 

退院の手続きの説明を待つ間に

娘に意識が戻る前のことや上司とのやりとり全てを

話しました

職場に連絡ができてたことで

いくらかは安心したようでした

 

 

 

 

 

 

 

そこで店長から約束していたLineが来てないことを

知り、私は不信感しかありませんでした

数日たってからLineが来ましたが

その時私はもう行かせないと決めていました

娘にもそう言いました

娘は笑顔で「ありがとう」と答えました

 

 

 

 

 

 

 

その後娘本人が店長ではなく、

もっと上の上司とやりとりをして退職を決めました

娘が倒れるまでの経緯を知り、

親身になって対応して下さいました

その間、店長からもエリアマネージャーからも

連絡は一切ありません

 

 

 

 

 

 

 

 

パワハラモラハラの自覚はあったような話しぶり

でしたから、娘から連絡しにくいことは分っていると

思います

そう考えるのはエゴでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日現在、

娘はやりたいことを見付け

今までと同じように一生懸命です

 

 

 

 

 

 

夢中になって寝る時間を惜しむので

私から注意されてやっと横になるほど夢中です

 

 

 

 

 

 

ただ、本当に楽しそう(*^_^*)

あれもこれも知りたい覚えたいと思うがままに

活動してます

 

 

 

 

 

 

そして

「今が一番楽しい、幸せ」

と言ってます

 

 

 

 

 

 

批判もあると思いますが、

辞めさせて本当に良かった.....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビックリするくらい長くなりましたが、

私が心に抱えていたことはほぼ書き出せました

 

 

 

 

 

最後まで読まれた方は少ないかもしれません

最後までお付き合いくださった方、

途中まででも読んでくださった方(には伝わらないでしょうが)

ありがとうございました(*^-^*)