皆さんはなにかハプニングがあった時、どんなことをしますか?
私はめちゃくちゃ焦ってしまうタイプです…。
元々テキパキ動けるタイプではないのですが、予想外のことが起こると、視野が狭くなって慌ててしまいます。
これも自分の性格だと思いつつも、こういうところはちょっとずつ直していかないとなぁ…とよく思っていたのですが、つい最近、読んだ本に「焦っている時こそ丁寧にする」ことの大切さが書かれていました。
この「丁寧」という言葉が私には意外に思えたんです。
丁寧に字を書きましょう。
丁寧に掃除しましょう。
小学生の時はよく言われた言葉ですが、中学生に上がる頃になると自然と「丁寧さ」よりも「速さ」や「効率」を求めるようになってしまったと思います。
テストを最後まで解ききるためには、ある程度、字を崩してでも早く書けるようにならなくてはならないし。
クラスメイトとチームを組んでなにかを作るという活動もあるから、ゆっくりやりすぎて他の人の迷惑になってはいけない。
時間内にできるだけ早く終わらせなきゃ。
無駄な努力をするのは嫌だから、効率よくやらなきゃ。
いつのまにかそう考えることが当たり前になってしまっていたのだと思います。
そんな私にとって、ハプニングが起こった時こそ「丁寧にする」という言葉はちょっと驚きでした。
「落ち着いて行動する」ならよく聞きます。
だけど、「落ち着いて」と「丁寧に」はちょっと違いがあるように私には思えました。
小学校の頃に受けた、習字の授業の時のように、呼吸を落ち着けてただ目の前のことに集中する。
集中して、淡々と自分がやるべきことをこなしていく。
子供の時は意外と簡単にできていたはずなのに、大人になると難しいものなんだなぁ…と私は思いました。
頭の片隅で「あ、あれもやらなきゃ」と他のことを考えたり、「こんなゆっくりしていていいの?」と不安を覚えたりしてしまうんです。
今の私にはなかなか難しくて、思うように集中できないことが多いのですが、今後も少し意識して慌ててしまう癖をちょっとずつ直していきたいなと思います。
お読みいただきありがとうございました!