あなたはどっち?二種類のバズ(唇の振動)でおこること | トランペットの吹き方を解明!知ると吹ける!梅澤伸之のブログ

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音楽教室講師として、少しでも生徒さんの能力を花開かせたい。
その結果、トランペットの吹き方の真実にたどり着きました。
実はトランペットの吹き方ってシンプルなのです。

つい最近(2019年1月)のことです。

バズィングには大きく分けて二種類あるということを発見しました。

 

あなたは知っていましたか??

 

 

つい最近まで私は知りませんでした。

 

 

僕はこの20年くらいマウスピースや唇のみでのバズィングはほぼしたことはありませんでした。

 

何故か?

 

必要なかったからです。

 

なので、バズィングについて考えるということをしてきませんでした。

 

 

しかし、最近やっている課題からどんどん新しい感覚がみえてきて、

唇の振動には二種類あることを発見しました。

 

それらが楽器の上達に大きな影響があることがみえてきました。

 

 

その二種類のバズとは、

 

一つは唇の表でのバズ

もう一つは唇の裏でのバズ

 

です。

 

 

別の言い方だと、マウスピースが当たる側か口の中側かということです。

 

 

唇は一枚の膜ではなく、立体的なものです。

しかし、私達はついついそれを一枚の膜のように考えてしまったり扱ってしまったりします。

 

 

唇をちゃんと立体的なとして考えると

表と裏で別の挙動が起こることが感じられる様になってきます。

 

 

 

では、具体的に何が違うのか??

 

 

表側のバズは細かい振動、

裏側のバズは大きな振動が起きます。

 

 

それにより

表側の振動だと高い音は出しやすく、低い音は出しにくい。

裏側の振動だと高い音は出しにくく、低い音は出しやすい。

となります。

 

 

裏側の振動は表側に比べると簡単なので、多くの初心者は裏側を振動させて演奏しています。

ここから上に上がるにつれて自然と振動が表側に変わっていけば良いのですが、そうならない事があります。

なかなか上達出来ない方はここに問題があるのかなと考えています。

 

 

〜〜〜〜〜表と裏を感じてみましょう〜〜〜〜〜〜

 

どの高さの音でも良いので、音を伸ばしてみます。

音が出せない方はマウスピースのバズでも構いません。

 

そして注意深く唇を感じると表の振動なのか、裏の振動なのかが分かります。

これは初心者の方でも感じられるはずです。

 

傾向として、

 

・第二倍音 ほぼ裏で吹いています。

・第三倍音 人によって表と裏が分かれます。

・第四倍音より上 ほぼ表で吹いています。

 

 

今現在(2019年2月)、私は表で吹くことをおすすめしますが、

裏だから駄目だという材料はまだ持っていません。

傾向として、上記のようなことがあるので、表を勧めています。

 

しかし、あなたが裏でどこまでも高い音に行け、

自由に演奏出来るのであればそれを否定する理由はありません。

自信を持ってそれを続けるべきです。

 

楽器の演奏にはルールはありません。あなたが自由ならそれで良いのです。

 

 

 

今、私が考えているのは、表と裏が行ったり来たりすることが

演奏に大きな影響を与えているということです。

 

行ったり来たりを続けることで、どんどん唇が変化して、コントロールを失いやすくなります。

いくつかの問題はこれによって起きている可能性があります。

 

 

これを表だけ、もしくは裏だけに出来た時、きっとあなたは今までより自由になるはずです。

私自身、表と裏に気が付き、実践してまだ日は浅いですが、以前より自由になれています。

 

 

これで全てが解決出来るわけではありませんが、何かのきっかけになると思います。

 

ぜひ、試してみて下さい。

 

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

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